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BT的 cervejaの北京の生活日記
 cervejaといっしょに北京の生活を疑似体験しよう
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行


 cervejaの北京の生活日記 

実を言うと

11月の下旬から、1月下旬まで、中国人と同居していました。
今までの海外生活は、外国に日本的生活を持ち込んで勝手に暮らしていた風がありましたが、
今回はどっぷり現地に染まってみました。
相手は、ごくごく一般的な中国人男性。
彼は、住むところがなくて困っていたので、しばらくの間・・・と誘ったら、お互いの利害が一致し、
結局2ヶ月にわたり、彼は我が家に居候していました。
今は、春節休み前なので、実家に帰っています。

お互いの利害っていうと、
まあ、彼にとっては無料で住めて、無料で毎日シャワーが使えて、洗濯機も使えて、かなり満足。
(ちなみに、毎日シャワー、お湯のシャワー、洗濯機、もまだまだ中国では一般的ではありません。)
私にとっては、中国人のいろんな側面を知ることができるし、
第一、彼と一緒にいると、全然お金を使わない。
タクシーに乗ろうとすると、無駄!って怒られるし、
散髪も5元のところに連れて行ってもらえるし、
外食はほとんどしなくなったし。
料理なんて1人分作るのも2人分作るのも、手間も費用もあんまり変わらない。
なので、一人で暮らして、ほぼ外食に頼っていた以前に比べて、
出費が二分の一から三分の一になりました。

夜は、よく二人で人生観や職業観、恋愛観や結婚観などについて、
話をしました。
中国ではまだまだ、「結婚するまでセックスはダメ。」という考えを持ち続けている若者も多く、
彼もその一人です。(と、本人談。本当のところはわかりませんよね。)
仕事のやりがいも求めたいけど、なによりも経済的安定が先、とか、
冬場はシャワーをほとんど浴びず、家に帰るとまずお湯で足を洗う習慣がある、とか、
いろんな話ができて、とてもとても面白かったし、ためになりました。

香港、シンガポール、そして3箇所目の滞在地、北京で、
やっと少しずつ、本当の意味での現地の暮らしを経験できたのかな・・と思っています。
(2008.02.03)


自宅で料理

一人暮らしとなり、他人に気兼ねすることなく料理が出来る環境になりましたので、
ちったあ自炊しようかな、と考えていろいろ道具をそろえました。
もちろん、長く使うつもりは無いので、お値段優先で。
お皿とかは、3元(45円)のものを買っていたら、友達に高い!と怒られ、
結局1元(15円)の食器が中心となりました。



で、いきなり自分で作る・・って言っても、台所事情が良く分からないので、友達を呼んで作ってもらうことにしました。

まず、一緒に買い物へ行って、必要な調味料などを買う。
砂糖、塩、醤油などの定番に加え、ごま油、五香粉(胡椒の変わりかな?)、味の素、チキンブイヨン、カレー粉、唐辛子、氷砂糖、小麦澱粉(単なる小麦粉?)、ピーナッツなどを購入。
もちろん、ニンニク、生姜、ネギも調味料として購入。

狭いキッチンながらも、友達の包丁捌きを見物しつつ、
料理が少しずつ出来上がっていきます。

日本の料理と中国の料理の違うところ。

中国の料理は基本、温かいです。・・っていうより熱いです。
ですので、先に作った料理が冷めないように、
まずは下ごしらえをする。
下味をつけたり、食材ごとに火を通したり。

そして最後に、一気に全部作る。
どれも下ごしらえがされていて、肉などはすでに火が通っているから、最後に作る・・というより最後に合わせるだけ・・
って感じ。なので、次々に料理ができあがる。
しかも、食べ始める前にさめてしまわないように、
お皿にはふたをする。(上の写真)
このふたは、後にお茶碗として利用される。

・・そんなこんなで出来上がったのが下の写真。
4人前。
一人暮らし用で食器を買ったので、
4人前となると、ちょっと見た目は美しくないが、
それはご愛嬌・・ということで。
でも、味はかなり美味しかったですよ!
次は、自分で作ります!
(2007.09.03)

引越ししました!

昨日、土曜日に契約そしてお引越し。
これが一日がかりとなりました。

まず、朝9時半に銀行で1万5千元(22.5万円)下ろして、10時に不動産屋へ集合。
契約書をチェックして、必要な事項を書き加えてもらう。
これが、かなり時間がかかり、契約に調印ならびにお支払いが終わったのが12時過ぎ。
昼食を挟んで午後1時過ぎにお部屋に行き、鍵の受け渡し及び室内美品のチェック。
掃除は今日の夜に入る、電化製品は明後日入る、とのことで部屋は完璧ではない。
まあ、いいや。ガスや電気、水道のメーターや家具の状態を確認してサイン。

2時過ぎに古い家に戻る。
中国人の友達が手伝いに来てくれるはず。
引越しの車も手配してくれている、はず。

え?

友達は、荷台付きの自転車(正確には三輪車)でやってきた。
これで運ぶって事? 人力? それに、ぜったいこれには乗り切らない・・・。

外国暮らしは、家財道具をほとんど持たないので、荷物は少ない。
それに一人暮らしだから、荷物の大半は冬物の洋服だ。
そうはいっても、三輪車には収まらない・・・。
結局三輪車に半分、半分はタクシーで運ぶ。

3時過ぎに移動は完了。
しばし休憩して、みんなで買出し。
帰りに晩御飯を食べて7時くらいに帰宅。
掃除のおっちゃんとおばちゃんが来て床と壁をきれいにしてくれる。
8時には掃除の人も帰り、一人でホッと一息。

・・のつもりが、いつの間にか深い眠りに・・・
荷解き何もしてないのに・・・
気づいたら引越し2日目の朝。
(2007.08.19)


北京でお家探し(やっと見つけた!)

もうすぐ2週間が経過しようとしている。
同じ会社でやはり家探しをしている友人2名は、2人とも1日で決めたそうです。
確かに、北京ではあんまりじっくり探さない人が多いみたい。
先週は不動産屋からガンガン電話か買ってきたけど、今週はほとんどない。
私の要求値が高すぎたのか・・? と思っていた矢先、やっと良い物件に出会いました。
紹介してくれた不動産屋の人は、
自分の兄が日本関係の仕事をしているので、
自分は、日本人がどういう家が好きかを知っている。
だから、きっと気に入ってもらえると思ってた。 と、自信満々。
たしかに、同じエリアでたくさんの物件をみましたが、その部屋は、一番きれいでした。
何がきれいかって、トイレですよ、トイレ。

いままでの物件で契約に二の足を踏んでいたのは、トイレがあまりきれいでないから。
だって、北京のおうちは、トイレにシャワーがついている。
っていうことは、トイレで裸足になって裸になって、シャワー浴びる訳だべ?
それを許せるきれいさかどうか・・っていうと、正直ツライ物件が多かった。
部屋は問題ない。でもトイレとキッチンが・・・って。
部屋がきれいかどうか判断するときに、水周りってとても大事じゃない?
なのに、北京の物件はその肝心の水周りが駄目なのよね・・・。

そんなんできれいな物件探しを諦めかけ、
自分で2500元と設定したバジェットを越えてもいいから新築の物件・・・とか
心が揺れていたその時に、やっとめぐり会えたのでした。
それも、会社に行くバス停から歩いてすぐで、

「ここに住めたらいいな・・。」

と思っていた、まさにその物件でした。16階建てのマンションの13階。眺めもバッチリ。
50uの1DKです。キングサイズベッド、ソファーベッド、各種家具、家電付き。トイレもきれい。
2500元という家賃はバジェットギリギリですが、気に入ったのでここにすることにしました。

契約の話は、別のところで・・・。 
(2007.08.16)


北京でお家探し(その後)

お家探しを始めてから1週間が経過。
北京の街角には不動産屋が溢れているし、
住宅もたくさんあるので、すぐに見つかるだろうと思っていたのだが、
賃貸の物件、それも一人暮らし・・となると、供給量がかなり少ないらしい。

ある不動産屋では、「ない。」といわれ、
またある不動産やでは、30分くらい探しまくった挙句に、
ぎりぎり私の条件にかする程度の物件を紹介された。

別の不動産屋からおんなじ物件を紹介されたこともあった。

そんなこんなで1週間たつが、まだ家は5つしか見ていない。

来週末に引越しを予定しているというのに。
今週末頑張らなくては! 
(2007.08.09)

北京でお家探し(2日目)

 昨日は一人で苦しかったので、
今日は中国人の友人に付き合ってもらって、不動産屋へ足を運んだ。
(ただし、この友人、あまり日本語ができないため、やはり意思の疎通には困難を極める。)

 1件目、いくつかおススメの物件はあるが、今日は日曜日で実際に見ることができないので、
明日はどうか?と言われ、明日の夜6時にアポをとって別れる。
2件目、横柄な態度でいろいろ調べてくれるが、
一向にこっちが言った条件にあった物件が出てこない。
痺れを切らして店を出る。
3件目。小さな不動産屋だったが、いろいろ電話して調べたりして探してくれた。
物件を2つ見に行くことになった。

1つめ。歩いて10分ぐらい・・と言っていたのに30分以上歩いた。
不動産屋が道に迷った。
結局振り出しに戻りそこから歩くと確かに10分弱で着いた。
部屋はめちゃめちゃ狭かった。
4畳半+トイレと言った感じ。
冷蔵庫を置く場所も無く、自分の荷物が入りきらないため、却下。
2つめ。マンションの下まで行って担当者に電話をすると、不在。見学できず。

 ・・と今日の予定をあっさり書きましたが、これだけで半日つぶれました。
収穫の少ない日曜日でした。
引越しまであと2週間。
本当に間に合うのか!? 
(2007.08.05)

北京でお家探し

 今日から北京で家を探し始めました。
今まで会社が用意した宿舎に同僚とシェアしていたのですが、
今月末より晴れて一人暮らしとなります。
お家探して問題なのは言葉。日本語はもちろん通じない。
日本人が居るような不動産屋は、私のような現地採用を相手にしてくれない。
だって、一般的な駐在の一人暮らしって、家賃6000〜1万元(15万円)程度なんだけど、
今回の私のバジェットは2500元(37,500円)。

ああ、8年前に香港では9000元のところに住んでいたのに・・・。

ということで、中国語ができないながらも、現地不動産の門をたたき、
なんとか筆談を交えながら意思の疎通。
2500元って、何かを犠牲にしなきゃいけないギリギリの値段。
立地をとるか、広さをとるか、綺麗さをとるか・・・。
バジェット内だけど16uの家とか、紹介された。都内の一人暮らしの家より狭いじゃんか! 
結局1つ、2ベッドルームの家を見に行きましたが、美しさがかなり微妙。
郷に入っては・・とはいうが、これを受け入れていいのか、 微妙なライン。

お引越しの予定日は今月19日。それまで私の中国語での奮闘が続きます。 
(2007.08.04)

最近北京で困ること・・・お菓子が湿気てる!

北京の街は基本的に乾燥しています。
とくに、冬場は乾燥がひどいです。
どのくらいひどいかというと、食べかけのお菓子を口を閉じずに放置しておいても、
湿気ることがありません。
なので、いつの頃からか、食べかけのものをちゃんとしまう習慣がなくなりました。

ところが、ここ最近雨続きで、乾燥度合いが低くなってきた・・・と思ったら!! 

あ!お菓子が湿気てる! 

次の日に食べるのを楽しみにしていたお菓子だったのに・・。 
冬になるまで、しばらくはお菓子の口をしっかり洗濯ばさみで閉じるようにします。 
(2007.07.12)

北京で迎えた誕生日

今日はcervejaの誕生日。
一足早く、先週の金曜日に誕生パーティーをしました。

いやあ、中国の皆さん、お祝い事が好きですね。
盛大に祝っていただきました。
私の三十ウン回の誕生日の中で一番盛大だったかもしれません。
ちなみに、総勢20名ほどで、大瓶のビール70本あけたそうです。

最後になって、バースデーケーキとシャンパンが登場。
これって最初じゃないの?と思いつつ、
部屋の明かりが消され、ローソクに火が灯り、そのローソクの炎を吹き消すと・・・

ベチャッ。

 え? 

何かが私に投げつけられた。

・・電気つき、部屋が明るくなる。
目の前のケーキは無残なカタチを残している。
そう、バースデーケーキのカケラが私に投げつけられたのだった。
まるで、罰ゲームのパイ投げのように。

続いて、シャンパンで乾杯・・と思いきや、こちらもシャンパンファイトに消えた。

そんなこんなでお開きになった誕生パーティー。
友人の一人(中国人)がキレている。
そして、私にしきりに「ごめんなさい、ごめんなさい。」と頭を下げる。
彼がキレた原因は、ケーキを食べ、シャンパンを飲もうとした人々にあった。
彼曰く、中国の誕生パーティーにおいて、
ケーキやシャンパンは食べたり飲んだりするものではなく、遊ぶものだ、と。
そしてそれが主賓(今日は、私!)をお祝いする、最大のおもてなしだ、と。
それなのに、自分だけ・・とばかりに、
遊ぶはずのケーキを食べたり、シャンパンを飲むとは何事!! とキレていたらしい。

実は、ルールが分からず、私はケーキも食べたし、シャンパンも飲んだ。
(やっぱり常温だった。)
なので、どちらの立場にも立てない。
だけど、彼の怒りは私に対する最大限のおもてなしの心であると感じ、
ただただ、感謝感激であった。 
(2007.07.10)









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