もうひとつの万里の長城
観光客がたくさんあつまる八達嶺の長城の少し手前に、居庸関という長城があります。どちらも近年に復元されたものなので、つくりは
だいたい同じ。居庸関は、観光客があつまる八達嶺と何がちがうかというと、
1.街から近い
2.人が少ないから、のんびりできる
3.ロープウェイやジェットコースターはないので、上まで登るのはかなりきつい
4.周囲に土産物屋やレストランはほとんどない
といったところがちがいます。私は先日、ここへ行って来ましたが、人が少なくてゆっくりできたのはいいですが、坂や階段は、八達嶺より
もかなりきつかったと思います。
位置関係はこんな感じになっています。徳勝門から919快にのって、6つめが居庸関(じゅ〜よんぐあん)、7つめが八達嶺(ぱーだーりん)
です。バスに乗って1時間くらいかな?
普通の人が行かない長城へ手軽に行きたいなら、この居庸関がおすすめです。 (2008.02.03)
夜の天安門広場
北京は暑い。しかも、北京の観光地と言えば、だだっ広い屋外をひたすら歩かされるところばかり・・。真夏の北京観光と氷点下の真冬
の北京観光、どちらを選ぶかと言われれば、私は間違いなく後者を選ぶだろう。
とはいえ、夏にしか休みが取れなくて、夏に北京に来てしまったのなら仕方がない。何とか観光するしかない。東南アジアの町であれ
ば大体ナイトマーケットなど、夜の観光スポットがある。が、北京の夜は早い。折角涼しくなった日没後に観光しようと思っても、何処も空
いていない。しいて言えば、王府井の屋台街くらいだろうか。じゃあ、世界中から来る観光客は何処にいるかというと・・・。
まず、欧米人は、三里屯(サンリートン)で飲み歩いています。そして、中国人は天安門広場に集合です。もちろん天安門や故宮はすで
に閉まっていますが、周囲にはカメラを持った、たくさんの人、人、人。凧揚げしている人までいます。夜になれば涼しいし、ちょっとはライト
アップもされているし、何より無料だし、観光客と警備員が山ほど居るから、治安も心配ないし。
ということで、夏に北京に観光に来たら、第一夜は天安門広場で中国人観光客に紛れ、第二夜は三里屯で飲んだくれることをおススメ
します。
(2007.07.10)
万里の長城
北京で生活が始まり、少し落ち着いたところで(11月下旬だったかな?)万里の長城へ行ってきました。明の十三陵と一緒に観光した
い人は、一日ツアーに参加するのがいいですが、万里の長城の八達嶺だけでいいのなら、路線バスで個人旅行した方がお徳です。
八達嶺行きの観光バス(50元くらいする)もありますが、徳勝門のバスターミナルから出ている919番バスに乗れば、12元(180円)で八
達嶺までノンストップです。(十数か所途中停車する919大型バスだと5元です。) 外国人の利用は少ないですが、地方から北京にやっ
てきた観光客も利用しますので、とてもわかりやすいです。ただし、この919バスは八達嶺が終点ではないので、最初のバス停(乗ってか
らちょうど1時間)に停まった時に、「降ります!」と意思表示しないと、そのままもっと遠くへ連れて行かれます。
バスを降り、道なりに坂道を登っていくと、両側はお土産やとレストランといういかにも観光地風景。そして5分も歩けば、入り口に到着。
40元(600円)の入場料を払うとカードがもらえる。なんと自動改札! それも入れるカードは磁気カードで、出てくるカードは記念用の紙の
カード。凝った作りだ。右が女坂、左が男坂と呼ばれるが、それは日本だけの呼称らしい。観光地の雰囲気を味わいたいなら人が山ほど
いる女坂だが、ここは渋谷か新宿か?と思うほど人がいる。なので、純粋に長城を楽しみたいなら、断然左側の男坂だ。歩く人が一気に
十分の一になる。こちらにはジェットコースターのような乗り物もないし、ロープウェイも冬季は運休してしまう。でも、健康に問題の人なら、
自力で登るのにそう問題はない。ただし、坂や階段の傾斜は軽く45度を超える。スキーをやっていて断崖絶壁に見えても傾斜は高々30
度ちょい。おそるべし、万里の長城!
なので、のぼりはまだいいとして、くだりはかなり怖い!日本の修学旅行生に遭遇しましたが、みんな手すりにつかまらずには降りられま
せん。景色だけでなく、こういった万里の長城をゆっくり楽しむには、やはり男坂がいいでしょう。
ですが、人が少ないということで、商売根性逞しい中国商人にしつこく迫られることは覚悟しましょう。(2007.04.08)
これも観光です。
昨日は、一日でかなりお金を使ってしまいました。といっても1000元(15,000円)程ですが、中国では大枚はたいた感があります。まず、
やっと携帯電話を取得。カルフールで売っている一番安い機種にしました。モトローラです。 それから、番号を取得したり、家に置く給水
機を購入して、水を買ったり。これで、だいぶ生活が豊かになりました。
んでもって、今日は観光です。北京随一の繁華街、王府井をぶらついた後は、北京駅と北京西駅へ行きました。
写真左が北京駅。歴史を感じさせる、重厚な作り。右が北京西駅。いかにも新しい駅!と言った感じで、作りも派手、中も広々でした。香
港へ直通の電車はこちらの北京西駅から出ています。
それって、観光? って突っ込みが入りそうですが、私にとっては観光です。このサイトに訪れてくださる方なら、きっとご理解いただける
のではないかと思っております (2006.11.05)
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