街の大体の方角はわかるので、人の波についていくことにした。適当に歩くこと、10分。本日のお宿の看板発見。なんだ、近いじゃんか。(ホントは船着場からホテルが見える。直進で5分ほどの距離。随分遠回りしてしまった。)
本日のお宿、Revalセントラルに到着です。
香港時代の友人が、エストニアに行ったときに、蛇口からは茶色い水しかでない、シャワーを浴びた後にミネラルウォーターで髪をすすぐ、って(そんなに髪の毛ないくせに!)言っていたので、おっかなびっくり蛇口を開くが、な〜んだ、無色無臭の水がじゃばじゃばでるじゃんか。ちゃんとバスタブにお湯をはってつかれそうです。
さて、身軽になって観光です。まずは両替。中央郵便局の中に入っていた両替やがとてもレートがよかったのでそこで両替。シンガポールドルはダメだって。しかたなくアメリカドルで両替。
旧市街は、テーマパークのような作りで、あるいていてとても楽しい。ただ路地にはお洒落なカフェが立ち並び、西洋人観光客であふれている。これが、本来のタリンの姿なのか、観光地化(西洋化?)されてしまった姿なのか、私には分かりません。ですが、街歩きが楽しく、そして安全な町であることは確かなようです。
この街がハリボテであったことは、最終日に空港へ向かうタクシーに乗っていて気づきました。きれいなショップが並ぶのも、道がしっかり舗装されているのも、市内の中心部の限られたエリアだけで、そこからちょっと外れると、いい加減に舗装されている、土ぼこりの舞う道へと変化していったのでした。外貨獲得のためかもしれないけど、世界遺産に登録されている街が、ただの観光地になってしまわないように、願いをこめてタリンを去る私であった。
タリンからポーランドのワルシャワまでは、LOTポーランド航空。機材はERJ145です。タリンはボーディングブリッジが5〜6本しかない小さな空港ですが、きれいでコンパクトにまとまっているようです。ラウンジは2つあり、共同で使用している様子。そのうちの1つのラウンジに入ってみました。
狭いです。でもコンピュータは3台置いてあります。だれも使わないようです。久し振りに自分のPCをLANにつなげてみましたが、つながりません。困りました。壊してしまったようです。次回の旅行までに、新しいのを買うことにしましょう。(金はどこから調達するんだろう?)
定時運行のLOTポーランド航空。リアエンジン機材はあんますきじゃないんだけどなあ。
ボーディングブリッジを下におり、歩いて搭乗。1−2の3アブレストです。
私の席は1A。シートカバーに「Business Class」って書いてあり、機内食の提供があります。コックピットを覗き見ました。
ポーランドワルシャワに到着。ここから市街まではタクシーと路線バスとの選択肢しかないようです。(本当はタクシーで行っても700円くらいなのですが)タクシーは端から選択肢にないので、路線バスに乗ることにします。(Lonely planetを始めとする英語のガイドブックでも、この路線バスを推奨していました。)バス停付近に切符売り場がないので、空港構内に戻ってインフォメーションブースでたずねると、RUCHというコンビニがAVISのleft hand sideにあるからそこで買え、と言われる。本当はright hand sideだった。ここで3日券を購入。使い方も親切に教えてくれた。空港内なので英語が通じてラッキー。ちなみに、1回券2.4zt、1日券7zt、3日券12zt。お得でしょ?3日券。
バスはかなり近代的でインフォメーションも親切。バス停の名前の表示だけでなく乗換案内も電光掲示板に表示される。ワルシャワ中央駅をすぎ、次の交差点で下車。目の前に本日のお宿、ノボテル・セントラルがあるはずなんだけど・・・。
え? えーーーー!! なに、これ?
全面的に工事中じゃあないですか。通りで安いはずです。2泊で120ユーロ。破格でしょ。ちなみに、ワルシャワ中心部ではこのノボテルの他に、マリオット、インターコンチネンタルと、30階を越える建物はみんなホテルです。なんででしょう?
まあ、この工事中、窓からの景色は雰囲気台無しですけど、騒音で悩まされることはありませんでした。さすが、一流ホテル。
ワルシャワの観光も、メインは世界遺産に登録されている街の街歩きです。第2次世界大戦で破壊されつくしたこの街を、そのままの姿で再現した・・っていうんだから、さすがですよね。
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