[HOME]・[BTとは]・[BT実践]・[旅のヒント]・[FFP]・[旅行記]・[エアライン]・[ビジネスクラス]・[世界一周]・[データ]・[ギャラリー]・[情報交換]・[作者]
2005.06.12 プーだからできる!世界一周旅行第一弾D
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




いやあ、買っちゃいました、世界一周航空券。各種税込みでちょうど20万バーツでした。
これを高いと見るか、安いと見るかは評価の分かれるところですが、
こんな旅は、ぷ〜だけの特権なので、今年は楽しんじゃうことにします。
でも、ヨーロッパは物価がたけえ!!





←旅行記Wへ           旅行記X           旅行記Yへ→

翌日は土曜日。バスの運行がぐっと少なくなるため、10時15分の私のフライトにちょうどよいエアポートバスが無い。なので、路線バスに乗ってエアポートへ。今日はオスロ経由ストックホルムまでだが、ストックホルムはトランジット扱いなので、荷物はその先のヘルシンキまでスルーでチェックイン。プライオリティタグをつけてもらうのを忘れたが、最後のヘルシンキ行きは小型機なので、別に気にしない。

トロムソ−オスロ間はやっぱりスカンジナビア航空機。この区間はブラーセンブランドではないらしい。オスロで3時間ほどトランジットの時間があるので、久しぶりのラウンジ入室。ネット接続でメールチェックなどを行う。
  
やっぱりこのラウンジも2段階制。奥に、ゴールドしか入れないスカンジナビアンラウンジがありました。
  
基本的な作りのコンセプトは同じか。置いてあるものも若干違う程度でほとんど同じ。
物価の高かったノルウェーよ、さようなら!

ストックホルムは東京と同じように国際線用と国内線用に空港が分かれている。オスロからの国際線が到着したのは、アラーンダ空港。
タクシー中にマレーシア航空の744を発見。ここでアジアの飛行機をみるとなんかほっとするというか、懐かしい気になります。
定刻にストックホルム・アーランダ空港に到着し、市内まで20分で行けるエクスプレストレインを横目に、私はケチってエアポートバスで市内へ行く。
料金半額で所要時間は2倍。これは、バジェットトラベラーとして、順当なチョイスではないでしょうか。(ただし、エクスプレストレインは一人で180なのに二人で200っていう、わけの分からない料金設定なので、2人旅だったらエクスプレスチョイスか?)

ストックホルムはトランジット扱いで時間が無いので、ホテルは立地重視で駅前のスカンディックコンチネンタルにした。スカンディック?高いんじゃないの?と思ったけど、実はこのホテルには、1フロアに3〜4部屋だけ、窓の無い屋根裏部屋のようなシングルルームが存在するのだ。
 
この部屋だけ格安で泊まれるって訳。そしてなんと、前回楽天予約で泊まったトロムソのスカンディックはダメだったけど、スカイゲート経由で予約した今回は、しっかりヒルトンポイントがついていました。ラッキー!(さすがに部屋のアップグレードはなかったけど。)

さて、荷物を軽くして街を歩こう。いやあ、あまり期待してなかったんだけど、ストックホルムの景色はすばらしい。事前準備をしていないだけに、どれが重要な建築物か分からないけど、私が街歩きをしていて、すごい!と思ったものを写真に収めてみた。
  
まずは、お約束の鉄道駅見学。エキスプレスに乗らなかったくせに、記念撮影だけはします。ICも停まってました。

  
メインストリートをあるき、橋を渡ってガムラ・スタンへ

  
リッダーホルム教会、国会議事堂、そしてセーデルマルム側の眺め。ガムラ・スタンはどの路地を歩いても、どの景色を見ても、とても絵になる素敵なところです。今度またゆっくり訪れることを決意しました。
夜ご飯は、街角のカフェで米を食っている人をみかけ、「米が食いたい!」といってその人と同じメニューにしてもらった。

ストックホルムは物価もこなれており、次回の滞在を心に誓いながら夜の11時、暮れなずむ夕焼けを西の空・・いや北の空に見ながら、久しぶりの「夜」を体感するのであった。
(右の写真が、夜11時に撮影した町の様子です。大通りには灯りがともり、太陽が地平線付近にいるのが分かります。ですが結局、ストックホルムもヘルシンキも白夜で、随分暗くはなりましたが、星が出るような夜空にはなりませんでした。)

翌朝、10時のフライトのため7時半にホテルを出る予定だったが、朝食が7時半から、ということで朝食を取ってから8時のバスに乗って空港に向かった。SASのカウンターはビジネスもゴールドメンバーもカウンターがそれぞれ1つずつしかなく、10人ずつくらいの列を作っていた。エコノミーはもっと列を作っていた。20分ほどかかってチェックインと手荷物検査を済ませ、ラウンジへ。

  
やはりここも入り口は1つでも中は2つ。こちらはビジネスラウンジ。暖炉がアクセントです。

  
んでもって、こちらがゴールド用スカンジナビアンラウンジ。そんなに違いは感じなかったけど、トイレがこっちにしかありませんでした。

ヘルシンキまでは、Blue1運行便で、AvroRJ-85という、84席の小型機ながら、なんと4発機です。やや燃費は悪いものの、とても静かで安定していて私はとっても気に入りました。
  

  
しかも、このBlue1は、SASの経費削減子会社(ANAのAirNipponやJALのJALWaysみたいなやつ)なのかと思ったら、なんとサービスはSASよりも上です!わずか40分のフライトながら、SASではなかったミールサービスがあり、感激。Blue1の、そしてAR85のファンになりました。

  
最近、この主翼やエンジンを入れて地上の写真を撮る構図がマイブームです。


ヘルシンキの空港から町まではFinnairのエアバスで。5.2ユーロで40分。ホテルはまたもや駅前のSOKOSブレジデンティです。
  
久しぶりに部屋でLANのジャックを見つけるも、アンダーザコンストラクションでございました。ヨーロッパではどこもアナログか無線LANが主流で、有線LANの設備しか持っていない私はほとんどPCをコネクトできませんでした。

ヘルシンキでは、しっかり観光するぞ!(ホントかな?)と意気込んでヘルシンキカード(市内交通載り放題&50を超える博物館等の入場優待)を購入。ガイドブックを見て唖然。ただいま日曜の午後2時。見どころの多くは日曜日は早めに閉まり、翌月曜日はお休み、というパターン。私が最も期待していた郊外にあるサウナでさえも!日・月はお休みで火曜は14時から営業・・って、その時間にはタリン行きのフェリーの中だから!
いきなりやる気を失うも、丸2日間、まあ私としては活発に動いた方ではないでしょうか。


国立博物館。入り口がわからなさ過ぎ。

大聖堂。広場が無駄にでかい。

野菜やフルーツいっぱいのマーケット。

スオメンリンナへいざフェリーで!

周囲には豪華客船がごろごろ。

湾内にはこんな島が点在しています。

スオメンリンナ(フィンランドの城)到着。

こんなところも見学できます。

大砲も設置されたまま。

ヘルシンキ観光の目玉は、スオメンリンナでした。世界遺産だから行っておこう・・という些細な動機だったのですが、そこで「フィンランド」という国名が外国語で、本当の名前は「スオミ」であることを知りました。その他、隣国スウェーデンやロシアとの歴史的つながりなども学べ、知的に面白い観光となりました。


旅行記Wへ
旅行記
トップページへ
旅行記Yへ





Copyright(C) 1998-2006 cerveja<cerveja@or.tv> All rights reserved.