本日のフライト時刻は午前9時。ラウンジで朝食をとるために、さっさとチェックインして出国審査とセキュリティチェックを抜けてSQのファーストクラスラウンジへ。
私が1番の客のようだ。エレベータで上の階へ上がると、たかだか12席分のファーストの客のために、この設備!ととても感動的です。朝食もたくさん。ちょっとしたホテルのビュッフェのようです。前回、SIN-NRTのフライトは、ファーストクラスの乗客一人という嬉し悲しい経験をしたのですが、今回Fラウンジには4〜5名の客がいます。どうやら前回の二の舞にはならなそうです。
朝食を軽くいただいたあと、シャワールームをチェック。個室のシャワールームがこれだけの広さ。快適そうですね。
さて、搭乗時刻がやってきていざ搭乗してみると、「ファーストクラスの客はお一人ですので、お好きなお席へ・・。」といわれてしまいました。やられた!FのラウンジにいたのはみなさんPPSのメンバーなのでした。
アサインしていたのは4Aでしたが、一つ前の3Aの席に座りました。このシート、大変快適なのですが、唯一の欠点がこの電源コンセントです。コネクタを使わないと使用できない旧タイプのもの。ちょっと残念です。ウエルカムドリンクは、中国茶です。このフライト、フライトタイム5時間強なのに、朝食、昼食と2回のミールサービスがあるようです。ラウンジでたらふく食べ過ぎないでよかったです。
さて、シンガポールでトランジットの時間が8時間ほどあります。(本当はICN-SINは午後便もあるのですが、古い機材でのフライトなので、あえてトランジット時間が長い午前便を選んでいたのでした。自分の都合で午前便にしたので、とうぜんホテルの提供はありません。)
とりあえずファーストクラスラウンジを楽しもうと、ラウンジへ向かいます。
搭乗券と引き換えにLANケーブルを借り、自分のパソコンをネットに接続します。メールチェックをしたあと、やっぱり時間がありそうなので、足マッサージをしに、街へ出ることにしました。(今回は交通費も出ないので、往復地下鉄利用です。)マッサージ屋の兄ちゃんにまた来たの?と言われ(2月末に日本に帰国になった・・と言って別れてからすでに2度目の再会。)ながらも約1ヶ月ぶりの足マッサージ。やはり随所に痛みを感じます。やばい。頻繁に通わなければ!おしまいに、「来週もまた来るから!」と言い残してマッサージ屋を後にする。
チャンギ空港のSQファーストラウンジは世界一の誉れ高いが、それも納得できる充実の作り。ホテルの個室かと見紛うトイレの個室。シャワー室も6室完備。シェービングやら歯ブラシやらにもファーストクラスのロゴが。シャワー利用のついでにしっかり拝借する。
ホテルの夕食?と思うようなビュッフェ。それもそのはず、インターコンチネンタルホテルの日本料理屋が提供しているらしい。寿司だけじゃなくうまきやお好み焼きなんてのもあった。和服姿のお姉ちゃんにビジネスカード頂戴、って言われたけど、私はぷ〜だから持ってないんだよね。そりゃホテル側にしてもSQのファーストラウンジにくるような人の名刺欲しいよねえ。お互いの理にかなったコラボレーションでした。
楽しいものとは速く通り過ぎてしまうもので、私のファーストクラスの旅もあと一区間となりました。旧機材のコロンボ行きの12席あるファーストクラスは満席。しかもインド系7人家族が搭乗。未就学児をもふくむ家族で、一体いくらかかってるんだ?という感じ。インドの富豪は桁違いと言うが、すごい、の一言だ。
コロンボ空港は現在ボーディングブリッジというものが存在しない。(建設中なのでもうじきできるだろう。)沖止めでバス移動になるのだが、ファーストクラス12名の客用にバスを1台用意してくれた。お陰で入国審査もガラガラ(結構1人1人時間がかかる)ですんなり通過。
荷物をピックして、前回学習した通りヒルトンタクシーは高いので、到着ロビーにあるタクシークーポンのカウンターに並んだ。すると現在ノンエアコンのバンしかなく、コロンボ市内まで1125Rpだという。高っ!それだったらエアコン付きの普通のタクシーでいいや、ということでその場を後にする。適当にタクシー会社の人が声をかけてくるのを待って、カウンターについていくと1300Rpという。まあいいや。タクシーをお願いする。「ヒルトンまで」というと、ちょっと驚いて、「あちゃ〜」という表情をしていた。きっとヒルトンに行く客だったらもっと吹っ掛けられたのに〜と思ったに違いない。
このタクシードライバーが飛ばす、飛ばす。前の車にぴったりくっついてパッシングの連続。冷や冷やしながらの乗車であった。
今回もアワード宿泊のヒルトンコロンボ。今回は学習して予約確認書をプリントして持ってきた。が、今度は「クーポンを持っていないのか?」と言われる。知らない、そんなの。と押し通してOKしていただいた。またしてもエグゼクティブフロアだ。チェックインの時にレイトチェックアウトをお願いするも、「明日の朝エグゼフロアのスタッフに聞いてくれ」と言われる。恐らく、フロントでは杓子定規に16時までとしか言えないが、エグゼフロアのスタッフならばその場の秋状況に応じて、さらなるレイトチェックアウトを認めてくれるっぽい。
部屋に入ったのは1時半くらいだろうか。ゆっくりお休みしよう。
翌朝、エグゼラウンジで朝食を取り、航空券を取りに市内のオフィスへ向かう。バスやバイクなどの交通手段も考えたが、そんなに暑くなかったのでけっきょく徒歩にした。30分くらいてくてく歩く。その後は、ゴール通りのマックで昼食、近くのインターネットカフェ(1時間50Rp)でメールチェック。だが、このコンピュータがかなり遅いので、ホテルに戻って、自分のコンピュータをラン接続することに。(2時間5USD)
朝のレイトチェックアウトの交渉の結果、夜10時半まで使うなら、半泊分(88USD)必要だけど、午後7時までだったら無料でいいよ。とエグゼフロアのスタッフが言ってくれた。しかも、その後もエグゼラウンジにいていいよ。と言ってくれたので、7時前までのんびりと部屋ですごし、さらにラウンジのクローズが10時だから、それまでラウンジにいていいらしい。ご好意に感謝!お礼に、普通は12USDなのに25USDもするヒルトンタクシーを頼もう、と思ったら、専用車をすべてリニューアルして34USDに値上げしたとのこと。ひえ〜たかい。でも言い出しちゃったし、宿泊費無料でいろいろしてくれたからお願いすることにした。私にとってはファーストクラスにのるくらいの贅沢だ。
フライトの3時間前に空港に到着。チェックインと出国審査をすませてラウンジへ・・。と、今回はビジネスクラス利用なので前回とは異なるラウンジなのですが・・・
・・・って、これがラウンジ?レストランの一角が簡単な間仕切りで囲われているだけの簡素な作り。しかもドリンクはオーダー制で、食事もこれっぽっち。まあ、ファーストクラスラウンジもヘボかったからあまり期待してはいなかったけどさ。さあて、あと2時間何をしよう、よし、寝よう。 |