翌日、なぜか朝4時に携帯電話がなり、それを目覚ましと勘違いした私は朝の準備を始めますが、部屋を出ようとしたところでまだ3時間も前であることに気づき、もう一度寝ます。(ところで、あの電話は誰からだったのだろう・・?)
朝7時15分のバスに乗り、8時前にダウンタウン着。マックで朝食。と、このバーガーが美味い!! 結局アメリカ滞在中、計4回マックで朝食を取りました。
9時前にグレイラインのオフィスがあるシェラトンホテルへ。そこでチケットをもらって、9時半の出発までやや時間があるので、お隣のコンベンションセンターにある観光案内所でいろいろパンフレットを入手。この手のものにはたいていお得なクーポンがついています。今回は明日観光予定のMuseum of Flightの2ドルOFFクーポンをゲットしました。予定の10分ほどまえにみんなそろったみたいで、早々と出発しました。ちなみにこのツアーも2度目の参加です。
工場につくと、駐車場でおろされます。「手荷物は置いていけ!」などのアナウンスがまったくありません。(ボーイング工場見学は、カバン、カメラなどの電化製品は持ち込み禁止です。)他の客もカバンを持って降りています。どうやら、今日のバスドライバー、ボーイング工場に来たのが初めてのようです。なので、ルールや段取りをまったく知らなかったのです。やはり手荷物は持ち込み禁止です。みんな荷物を置きにバスに戻っていました。そんなドライバーの不手際もあり、10時開始のツアーに間に合うはずだったのに、10時半になってしまいました。
まず、シアターで紹介ビデオを見学します。ボーイングの歴史とB747の製作工程を紹介するビデオです。音声はなくBGMだけなので、私でも楽しめます。そのご、工場内専用のバスに乗り換えて、工場に潜入します。この工場は世界最大の容積を誇る建築物なのだそうです。(この事実、今回初めて知ったのですが、前回より英語力が向上したからなのか、工場を建て増ししたために最近になって世界一になったのか、定かではありません。)
地下の通路を500mほどあるき、50人以上が一度に乗れるエレベータで2階に上がります。そこでB747の製作工程を実際に見学するのですが、おもったよりアナログ作業のようです。機材の乾燥のために、扇風機を使っているのには笑えました。また、B787の製作スペースもすでに確保されていました。主翼は日本で製作されるなど、多くの部品はこの工場外で製作されるため、最終組み立てラインのみのスペースのようです。
その後は、塗装と検査を待つフィールドに移動します。前回見学したときは、B777を中心に10機以上が並んでいたのですが、今回は、CI,SQ,KQ,NHと僅かに4機のみ。B737などの小型機はロスの別工場で作っているためとはいえ、寂しい限りです。
午後1時過ぎにダウンタウンに戻ってきました。空腹です。フードコートに向かいます。米が食べたいです。ということでチャイニーズのぶっ掛け飯に落ち着きます。食べ物がサンフランシスコよりずっと安くてうれしい限りです。その後、ホテルのチェックインに向かいます。
コストパフォーマンス重視で、中心から徒歩数分のSixth Ave. Innです。シアトルで100USD以下のホテルを探すのは難しいのですが、このモーテルは69USDにしてはいい感じです。リピーターも多いようだし、部屋にはLANの設備もあります。次もきっとここにします。
さて、本日2つめのイベントはマリナーズの野球観戦です。今日は、先着2万名にイチローの首振り人形がプレゼントされます。試合開始2時間半前に球場に到着するも、金曜日の午後だというのに凄い列です。これもイチロー人気のなせる業か!?
何とかイチロー人形をゲット。1時間後にはもうなくなっていました。早く到着していて正解です。試合開始までまだ随分時間はありますが、球場内は、これからイベントがはじまるワクワク感でいっぱいです。そこに居るだけで楽しくなります。
試合途中で席を立つのがイヤなので、試合開始30分ほどまえに、ガーリックチキン(フライドポテトとチキンのフリッターのうえにガーリック山盛り)とビールを買い込んで席に着く。ライトポール付近の外野席、前から4列目。なかなか良い席です。イチローも近くに見えます。
程なく、セレモニーが始まりました。昨年のイチローの262安打を記念した表彰式のようです。イチローが英語でスピーチしました。途中日本語も少し入りました。ちょっとほろっとさせる感動的なセレモニーに立ち会えてよかったです。
試合は、初回にいきなり5点を取られ、イチローも4タコでいいところなしで敗戦となりました。試合終了後、ダウンタウン行きの1ドルバスに乗ってホテルに戻ります。 |