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2005.04.16 プーだからできる!いろいろ周遊旅行@
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




今年は、ぷ〜だ!好きなだけ旅行にいかれるぞ!!(ただし経済的制約アリ)
日本に帰ってきてはや1ヶ月がすぎ、春休みの旅行シーズンが一段楽したところで、
いよいよ周遊旅行にでかけます!
いろんな航空券を組み合わせて旅をします!!




日程
 2005年4月16日(土)〜5月11日(水)
目的
 PPSへ向けてSQ乗りまくりと遊びまくりの旅。
 RTWスタートの旅でもあります。
費用
 旅行記の最後でご報告します。
手配
 Air:OZ・KE・SQ・NHは航空会社オフィスで直接購入。
 UA・TR・FDは航空会社WEBで直接購入。
 TGはシンガポールのHISにて購入。
Hotel:ソウルの宿は現地で直接予約。それ以外はすべてWEB予約。
行程
 1日目成田-<アシアナ航空>-ソウル (東元荘泊)
 2日目ソウル (東元荘泊)
 3日目ソウル-<新幹線KTX>-テグ-<大韓航空>-ソウル (東元荘泊)
 4日目ソウル-<シンガポール航空>-シンガポール-<シンガポール航空>
    -コロンボ (ヒルトンコロンボ泊)
 5日目コロンボ (機内泊)
 6日目コロンボ-<シンガポール航空>-シンガポール-<シンガポール航空>
    -サンフランシスコ-<ユナイテッド航空>-シアトル (レッドルーフイン泊)
 7日目シアトル (Sixth Ave Inn泊)
 8日目シアトル (レッドルーフイン泊)
 9日目シアトル-<ユナイテッド航空>-デンバー-<ユナイテッド航空>
    -サンアントニオ (レッドルーフイン泊)
10日目サンアントニオ-<ユナイテッド航空>-デンバー-<ユナイテッド航空>
    -ラスベガス (ボードウォーク泊)
11日目ラスベガス (ボードウォーク泊)
12日目ラスベガス-<ユナイテッド航空>-ロサンゼルス-<シンガポール航空>
    -シンガポール (機内泊)
13日目日付変更線通過 (機内泊)
14日目シンガポール-<シンガポール航空>-コロンボ (機内泊)
15日目コロンボ-<タイ国際航空>-バンコク-<タイ国際航空>-シンガポール
   (マリーナマンダリン泊)
16日目シンガポール (マリーナマンダリン泊)
17日目シンガポール-<タイガーエア>-バンコク (マンハッタンホテル泊)
18日目バンコク (マンハッタンホテル泊)
19日目バンコク-<エアアジア>-ペナン (コプソーンオーキッドホテル泊)
20日目ペナン (コプソーンオーキッドホテル泊)
21日目ペナン-<マレー鉄道>-クアラルンプール (車中泊)
22日目クアラルンプール (スイスガーデンホテル泊)
23日目クアラルンプール-<マレー鉄道>-シンガポール (車中泊)
24日目シンガポール-<タイガーエア>-バンコク (マンハッタンホテル泊)
25日目バンコク-<シンガポール航空>-関西 (機内泊)
26日目関西-<全日空>-羽田


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4月16日。これから、過去最長となる旅にでる。しかも帰宅日は未定。5月に入ってからのスケジュールを確定させぬままの出発となった。
朝10時に成田発のアシアナ航空107便。朝5時過ぎに家を出て、京成特急で行こうと計画するも、睡魔に勝てず、京成上野駅でスカイライナー券を購入。成田まで爆睡することにした。そのため、予定より早めの7時半すぎに成田着。なんとアシアナのカウンターはまだ開いていない。2時間前にならないとカウンターが開かないらしい。
しかも、せっかくカウンターがCとYで分かれているのに、その前の荷物検査の列が1列しかなく、結局エコノミー客に混じって並ぶことになる。意味無いじゃん。
第2ターミナルは、展望デッキからの眺めがよくないので、さっさと出国審査へ。朝の出発ラッシュが始まっているにもかかわらず、窓口が4つしか開いていないため、どれも長蛇の列。かなり時間をくったがまだまだ余裕。Club ANAラウンジにてしばし休憩。
  
相変わらず朝食の足しになるものがないなあ、とおもったら前回はなかったドーナツを発見。ちょいとつまんで、あとは機内食を楽しみにお腹をすかせることにする。
  
10時発のアシアナOZ101便は沖止め。バスでのボーディングとなりました。しかも先にゲートを通過したC客と後から乗ったY客は同じバスで移動です。優先搭乗の意味がありません。シートは一世代前のビジネスのシート。ま、2時間弱ですから、まったく問題はありません。
 
成田をたってしばらくして、左手にきれいに富士山が見えました。雲の上に頭を出した富士山がこんなにきれいに見えたのは初めてかもしれません。そして機内食はもちろんビビンバ。これから韓国でいくらでも食べられるだろうに・・・。

飛行機はソウル市内の上空を飛行し、ほぼ定刻にソウル仁川空港に到着。開発途上のだだっ広い空港だ。かなりコンパクトで使いやすい印象を受ける。
        
市内へ行く手段に迷ったが、結局ソウル駅行きのバスに乗る。6500W。車内では韓国語と英語のアナウンスがあり、バス停が近づくと、「次は○○、そしてその次は△△に停車します。」って感じで1つ先のバス停まで教えてくれる。親切でいいが、ちゃんと聞いていないと少し紛らわしい。ソウル駅で降りた乗客は私一人。とりあえず地下鉄に乗り込み、ネット上でみんなに推薦してもらった宿、東元荘へ向かう。ソウルの地下鉄、日本以上に計画性がなく建設されたためか、1つの駅でも、入り口から改札まで遠い、遠い。乗り換えなども同じ駅とは思えないほど歩かされます。
  
そんなこんなで世鐘駅から徒歩数分の東元荘に到着。分かっていたことではあるが英語も日本語も通じず。ガイドブックの巻末についている会話集を頼りに何とか部屋に落ち着く。宿の方は噂以上に親切で、こっちが韓国語を解さないのを分かっていてもいろいろ声をかけてくれたり、必要なときには、観光案内所の通訳担当に電話を入れて私とのコミュニケーションをはかってくれた。ありがたいことだ。これで1泊3000Wはかなりお得だと思う。(どうせサウナに行くから風呂はいらないし。)

まず最初の目的は、「交通カード」なるプリペイドカードの購入。どうやら駅ではなくバス停近くの売店で買うらしい。ガイドブックの写真を指差しながら、「イッソヨ?(ありますか?)」と聞く。なんだ、通じるじゃないか。いくら最初にチャージするかもおばちゃんが指で数字を示してくれるので問題なし。1万Wをチャージして12,000Wでした。これでお得意の、適当にのって適当に降りて適当に歩く街散策が始まる。そして空腹に気づいたところで、市内初食事。やっぱり辛い。辛い。辛い。お尻が心配。
観光といえばまずは空港。ということで地下鉄に乗って金浦空港へ。
  
地下鉄の駅から空港までは、こんな地下通路を永遠歩かされます。結構遠いです。空港で食事。ちょっと空いてたけど、エアラインクルーの皆さんが食事をしていたので味は間違いないだろうと思って食った。やっぱり何を食べても辛い。
続いて地下鉄を乗り継いで、(って途中から国鉄に乗り入れてるんだけど)世界遺産の街、水原へ。
  

 
ちょうど桜が満開で、街道はかなりきれいです。
 
詳しい地図を持ってなかったので、適当に歩いていたら途中から山道となり、抜けると見晴らしのよい高台へ。どうやらアップダウンはここだけで、あとは平坦なようです。
 
どぶ川(だよな?)の両側に、遊歩道を設置しているのには驚いた。だって、臭いよ。

駅のフードコートで食事。韓国のフードコートは、さきレジで注文しなきゃいけないんだけど、メニューが高いところだったり、遠いところだったりで、韓国語が離せないとなかなか難儀です。

  
帰り、水原からソウルまで急行のムグンファ号に乗ることにしました。ちなみに特急のセマウル号だとソウルまで8900Wですが、急行だとたった2800Wです。安すぎます。30分くらい乗るのに。日本と桁ひとつ違う感じ。終点では日本語のアナウンスもありました。

 
左は、夜の情緒あふれる旧ソウル駅。右は、朝の近代的新ソウル駅です。私は、古いほうがスキだなあ。

ソウル駅前のロッテマートで買い物して、シロアムサウナへ。(韓国のサウナはそこらじゅう、全裸で人があるいているので写真が取れません。)かなり快適です。混んでいてあかすりができなかったのが残念でしたが。
韓国観光といっても特に行くところがないので、(ホントは板門店に行きたかったが、次回のお楽しみに取っておく。)KTXにのる国内旅行を計画。といっても帰りもKTXじゃあ面白くないので帰りは国内線に乗って金浦空港が楽しめるデスティネーション・・ってことで「テグ」に決定。ソウル駅のカウンターでKTXのチケットを買う。2時間乗って33800W。安すぎ。他の物価は日本とそう大差ないのに、なんで交通費だけこんなに安いんでしょう。かなり時間に余裕を改札を通過しようと思ったら、通過出来ません。どうやら出発20分前にならないと改札を通れないしくみになっているようです。
  
KTXは座席の回転ができないため、半分の座席は後ろを向いて進むことになります。(その分ちょっとだけ安い。)残念ながらその席に当たってしまいました。韓国語がもうちょっとできれば、前向きの席じゃなきゃヤだ!とか言えたけど、残念です。ま、窓側の席はちゃんと確保できたので、2時間車窓を楽しむことにします。
昨日、ムグンファ号に乗ったときは、通常は韓英の2ヶ国語、終点のみ日中を加えた4ヶ国語でのアナウンスがありましたが、KTXではほぼすべての車内アナウンスが4ヶ国語で繰り返されます。まるでシンガポールのようです。

  
車窓はいくら眺めていても飽きません。(途中うとうとしてましたが。)え?もう?という感じで東テグの駅に着きました。思っていたよりも豪華な駅舎です。KTX開通にあわせてこんなになったに違いありません。
ここから町の中心へ地下鉄で移動します。800Wです。地下鉄の写真を取っていたら、警備員がやってきました。恐らく撮影禁止なのでしょう。(韓国は意外と撮影禁止の場所が多い。)でも韓国語で注意されたので私がSorry?と英語で聞き返したら、何も言わずに去っていきました。言葉が出来ないものの勝利です。
(私は最近、外国の物売りや勧誘に対して英語が分からない振りをする術を身につけました。)
移動が目的だったので、観光する場所はありません。しばし街をぶらつきます。そしてこの街の名物らしい、「タロクッパ」を食べました。
 
店に入ると注文もしていないのに料理がでてきました。どうやらこの店は、この商品しかないようです。真ん中のでっかいのは肝臓かなにかでしょうか。あまり特徴のない味です。ですが全体は例に漏れず辛いです。スープ完食できませんでした。私が汗びっしょりになりながら食べているのに他の客は平然としています。当たり前か。

空港まではタクシーで行っても5000Wくらいらしいですが、路線バスにしました。それも座席バスではなく800Wの普通のバス。バスの中には空港に行く人は見当たりません。これでピーンときました。これは、空港の敷地内には入らないに違いない。自分でよ〜く外を見ていないと、知らないうちに通過されるぞ!ということで、空港っぽい建物をしっかり探して、その前を通りかかったところで降車の合図をしました。やはり。バスは空港前のバス停で私一人を降ろし、そのまま空港内には入らず、走り去っていきました。

空港は思ったよりもきれいで近代的。ホテルも併設しています。ですが大きい分だけがら〜んとした感じは否めません。これもKTXの開通のせいでしょう。それまで金浦まで1日十数便あったのが、わずかに3〜4便。それもそのはず、東テグの駅からソウル駅までKTXだと、2時間弱なのに、空港へ行って国内線に乗ると、飛んでいる時間は40分だったとしても30分前に空港にいる必要があるし、それぞれ市の中心から離れているから、合計で3時間はかかる。それなのに、料金は倍近くかかる。それでも国内線を使う人ってどんな人だろう。僕のような人ばかり??
空港内では日本語のアナウンスもありました。普段☆組派の私ですが、大韓航空(KE)の方が時間的に都合が良かったのと、アシアナはこの前乗ったし、今後も乗る予定があるけど、KEはこんな機会でもなければ乗ることはないだろうな・・。と思ってKEをチョイスしました。
  
ちなみに、搭乗券は感熱紙です。(エアアジア以来です!)でも、ちょっと進んでいたのが、搭乗券に2次元バーコードが印刷されていて、搭乗ゲートを通過するときに、それを機械に読み取らせていました。なかなかハイテクです。やっぱりサムスンでしょうか?それともLG? 途中ドリンクのサービスがあったみたいですが、爆睡していたので知りません。

どっす〜ん。すんごい音とリバウンドのある着地です。さらにものすごい減速のG。昔誰かが実しやかに「KEに乗ると離着陸の時に頭痛がする」って言ってましたが、本当です。ものすごい揺れとGで、頭痛を感じました。人生最初で最後のKE搭乗となることでしょう。いい経験をさせてもらいました。

ソウル最後の夜は、東大門へ。月曜日は休みの店が多く、あまり人がいないだろうと踏んでの行動。いくつかショッピングセンターを見学し、フードコートで晩御飯。辛いものはもういい・・ということで、ずっと気になっていたとんかつを食すことに。かんこくでもとんかつはとてもポピュラーなようで、街のいろんなところで見かけていて、でか!やす!と思っていたのでした。ちょっと豪勢にとなりにカレーをつけてみました。(これがなんと甘口カレー!!)5400Wはお得感たっぷり。

ソウル最終日。朝9時のSQに乗るために5時半に旅館を後にし、近くにあるバス停から601番のバス(交通カード使用で6800W)で空港へ。途中で満席になり、乗れない人が出ていた。そのあとのバス停は当然全部通過。ラッキーです。




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