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2006.12.31 北京から初の国内旅行は年末年始杭州・西湖の旅A
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




北京にやってきて初の連休は年末年始。
国内線の航空券の安さで、杭州行きとなりました。




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 2日目。2007年の元日。生憎、小雨のちらつく天気ではあったが、のーんびり西湖観光を楽しむとする。
  
杭州のバスのシステムはなかなか発達している。Yの頭文字がついた観光に便利な路線もいくつもあるし、写真左のように、何番のバスがどの地点に居て、あと何分で来るかをリアルタイムで教えてくれるのだ。特に、西湖を1周するY2のバスは、外見も昔ながらのトロリーバス風で、ガイドさんまで乗車している。これでも、他の路線バスと同じ値段というのがすごい。

 歩いて湖一周はなかなか疲れるので、まずはホテルの対岸に行き、砂洲のようなところを歩く。砂洲といっても、しっかり舗装された道路があり、車も通れる。
  
観光客もたくさんいたが、普通の市民もいっぱいいた。
途中に見所が点在しており、結局全部歩きながら、いろいろ回る。
  
やはり、水のある風景はいい。心が落ち着く。
(左)大小いくつかの船も湖上に浮かんでいる。こんな簡易屋形船で楽しむのもいいかもしれない。1時間80元くらいだったかな〜。結構客引きの人がたくさんいましたよ。実際に乗っている人はあまりいなかったけど〜。


(右)本来ならば、蓮の花が咲き乱れているエリアなんだろうけど、花はおろか葉も枯れきってしまっており、なんともさびしげな風景。
ですが、私にとって旅行は1箇所につき1回ではないので、最も美しい季節の姿だけでなく、いろんな季節のいろんな表情を見るのもまた楽しいものです。
  
2時間くらいはゆうに歩いただろうか。西湖観光の締めくくりに、景色の向こうに見える塔に登ってみることにしよう。
階段で登る!? と思いきや、しっかり外にはエスカレーター完備。もちろん内部にはエレベーター完備。歴史の重みと近代的な設備のコントラストが微妙です。
  
塔に入ると、一番下には、復元前の塔の土台がそのままの形で保存されていました。
  
ところが、上に上ればそんな歴史とはミスマッチなスタイルのエレベーター、そして、「歴史的重み」をまったく感じさせない、真新しい装飾の数々。日本だったら、復元するにしても、わざと古めかしく作るんだと思うのだが、中国にはそんなものはない。

  
3日目の朝、ホテルであまり食べたいものがないビュッフェ形式の朝食を楽しみ(写真左)、駅周辺にある観光ポイントを散歩しつつ杭州駅へ。

  
駅には、軟座の客と外国人だけが使える待合室がある。ソファーが置いてあって、列車の出発案内の電光掲示板があるだけだが、ターミナル駅前の大混雑を知っているだけに、かなり差別化された状況と実感。
トラブル発生!

もうすぐ改札が始まろう、時間になって、私が乗る予定の列車にディレイの表示が!しかも、中国語で「晩点」、英語で「undecided delay time」って、どういうこと?? 

このとき、私は「晩点」の意味を知らず、「晩」という漢字を使っていることから、「出発は夜になるってこと?」と考えてしまっていた。夜には上海から飛行機に乗らなきゃいけないのに!

とりあえず、受付のねーちゃんに話を聞き、「晩点」とは単なる「遅れ」であって、「夜」意味ではないことを理解する。
そしてまもなく、改札開始のアナウンスが入り、事なきを得る。
  
結局、ディレイなのは10分足らずという、なんともお騒がせな結果となった。軟座での上海までの列車の旅はなんとも快適であった。
  
上海南駅に定刻を数分過ぎて到着。地下鉄に乗り換えて、人民広場を目指す。




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