10月下旬に北京にやってきて早二ヶ月。初めての連休は、年末年始。中国はまだまだ春節が一般的な正月とはいえ、年末年始も三連休が設定されるなど、連休として認知されつつある。おかげで、航空券の値段があがる。まだ1か月分しかお給料もらってないし、今回はコスト重視で航空券が比較的安かった杭州行きを決める。
中国の国内線は、オンラインシステムが完備しており、どこで予約しても基本的に料金は同じ。ただし、料金は格安航空会社的決め方をするので、需要と供給のバランスによって、日々変動する。うまく底値を読んで予約するのは至難の業だ。今回は、往路・復路とも予約発券後に100元ほど安い航空券が出現した。中国の国内線に安く乗るには、経験とカンが必要なようだ。
さて、出発の前日、12月30日は北京は雪。めったに雪が降らない北京は、雪に弱く、翌日の出発にも大きく影響し、結局2時間遅れの出発となった。
こんな日だからこそ、沖止め大歓迎。
中国もインドネシアと同様、航空会社が料金戦争に陥っても、機内サービスは削られていません。2時間あまりのフライトですが、しっかり機内食が出ました。
空港から杭州駅まで空港バスで移動し、明後日の上海行きのチケットをゲット。お正月なのでちょっと心配していたが、難なく軟座をゲット。その後、駅前から路線バスに乗って、本日のお宿、柳楊賓館へ。西湖から数十mと立地は最高。ただし、もちろん英語は通じない。デポジットを支払ってチェックイン。部屋に入ってすぐ、久し振りの風呂を楽しむ。(北京の自宅はシャワーだけで風呂がないのだ!)
飛行機が遅れ、さらに風呂なんぞ楽しんでいたために、外にでたらすでに薄暗くなっていた。街散策をしながら、夕食をとるところを探していると、よさ気なセルフサービス式レストランを発見!大晦日の夜ということもあるのか、かなり大混雑しているようだ。
杭州に来たら、小龍包を食べなければ! 北京にも小龍包はあるが、北京のは肉まんのミニサイズ風で皮が厚く、破れそうな皮の中に、肉汁がたっぷり・・という上海の小龍包とは大違いなのだ。ということで、10個入りの小龍包をあっさり平らげ、お替りまでしてしまった。
食後、夜景に彩られた西湖の湖畔をのんびり歩きながら、(すれ違うのはカップルばっかり!!)過ぎ行く2006年を懐かしむ。(嘘)
年越しにむけて、いろいろイベントなどもありそうで、ホテルのとなりのバーもなんだかにぎやかだったが、噴水のショーを見終わった後は、さっさとホテルに戻り、各地の年越しの様子をテレビで楽しんだのだった。
|