[HOME]・[BTとは]・[BT実践]・[旅のヒント]・[FFP]・[旅行記]・[エアライン]・[ビジネスクラス]・[世界一周]・[データ]・[ギャラリー]・[情報交換]・[作者]
2005.10.09 RTW後半の台湾旅行A
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




韓国に引き続き、RTWの旅を続けています。
発券地のバンコクにまっすぐ戻るのも面白くないので、
日帰りでビールで有名な青島セントレア&台北を経由します。




←旅行記Tへ           旅行記U            旅行記Vへ→

さて、今日からの台湾旅行、何処へ行こう・・と考えて、先ず手始めに台北郊外の町、基隆へ行くことにしました。ここは、台北近郊の港町として栄え、さらに台湾を南北に縦断する鉄道の起点となっているところです。
台北の駅のすぐ近くにあるバスターミナル。国光バスは、空港と基隆行き用のターミナルがあります。そこで45元で購入。乗客は4,5名。若い1人客が多い。トラベルの目的は???だ。

さて、基隆の街に着いたところ、別にやることは無い。街歩きを楽しむ。思ったよりも都会で活気のある街だ。路線バスに乗って、見晴台へ向かう。
  
ガイドブックに乗っている仙洞というところ。洞窟を利用したお寺のような感じで、飾り物などもたくさんあった。ただ、冷やかし半分で見学するような空気ではなかったので、写真も取らずに早々に退散。その後、洞窟の脇にある階段を200段以上も登って、やっと見晴台に着きました。上にもちゃんとお寺のような建築物もあり、そこからはコンテナがずら〜っと並んだ港湾都市が一望できます。

この後、九フェン(人偏に分)にも行こうと思ったのですが、基隆発の自強号が思ったよりも本数が少なく、タイミングを合わせるのが難しそうだったので、ここでお昼を食べて、そのまま自強号に乗って台中へ向かうことに。窓口で何とか中国語で切符購入。(って、話した単語は、到台中(だおたいちゅん)、自強号(じーちゃんはお)、窓辺(ちゅあんびえん)だけですけど。)441元でした。
ちなみに、実際の発音は全く異なりますが、空港をあらわす『機場』も特急列車の『自強』も、カタカナ表記にすると、どちらも『ジーチャン』です。
  
来年、新幹線が開通してしまったら、この自強号の立場もなくなってしまうのではないかと心配してしまいますが、新しい台湾の地図を見てびっくり。新しい新幹線は、松山・台北・高雄の3駅以外は、既存の駅には乗り入れず、かなり郊外に新しく新幹線専用の駅を設置することになっています。・・ということは、台中や台南などに用がある場合は、今後も新幹線よりも自強号の方が便利なのかもしれません。これが、既存の路線との共存を狙って台湾が計画したとしたら、なんともあっぱれ!

ここ台中で一泊する予定。昨日みたいにサウナとかでも良かったのですが、今回の旅の中日、下着の洗濯とかもしたいなあ・・ということで、今日だけホテルに泊まることにしました。
友達に言わせると、私の金銭感覚が理解できないそうなんですが、私はサウナやカプセル宿泊はOKですが、安宿はNGです。せま〜いユニットバスや、海外のシャワーオンリーの宿に泊まるくらいならば、日本のカプセルホテルのなんと素晴らしいこと。あと、部屋は清潔感が第一!ということで、駅前に500元程度の宿もあったのですが、ちょっとバスして、駅周辺ではちょっと穴場風のホテルに入ってみました。
「今天有房間ma?(じんてぃえん、ようふぁんじぇんま?)」私のサバイバル中国語も何とか通用します。1280元の部屋が800元だという。う〜ん、微妙な値段だ。とりあえず部屋を見せてもらった。うん、なかなかきれい。5千円クラスの部屋ではある。水周りがちょっと古いけど、さすが台湾、髭剃りや歯ブラシなど洗面用具もしっかりそろっている。熱水・冷水のウォーターディスベンサーもある。ま、いっかな〜と思ったけど、一応戻って値段交渉。500元が予算なんだよね〜とか思っても無いことを言ってみる。おばちゃんも負けじと、「あんたの中国語上手いねえ、中国人かと思っちゃったよ」、とか言って、「んなわけねーだろ!」ってかんじで人を乗せてくる。結果、700元で交渉成立。さっき見学した、12階建ての11階の部屋を使わせていただく。
  
どうです?本日レートで2400円の部屋には見えないでしょ?台北だったら2000元近くしそうです。
ただし、台湾のホテルには罠があります。それはテレビです!テレビで日本語放送をたくさんやっています。それも懐かしいヤツもあったりして。なので、外国へ行くと日本語が恋しくなる身としては、ついつい日本語放送を見てしまいます。この日も、日本だったら絶対にみることのないアニメとか、仮装大賞のダイジェスト版とか、いやあ、見てしまいました。

そんなこんなで、台中では、当初の予定通り、まともな観光もせず、街歩きと夜市観光で終了。翌日は国光バスで高雄に向かいます。
  
上の写真、左が台中駅、真ん中が国光バス、右が高雄駅です。
ちなみに、国光バスの機内・・いや車内では、飛行機バリに非常用設備についての案内が繰り返しビデオ放映されていました。何の表示も無いけど2−1の3アブレスト席で、なかなかゆったりしており、いい感じのバスです。
台中駅には新幹線が乗り入れないので、工事が行われていません。が、高雄駅には新幹線がそのまま乗り入れますので、上の旧駅舎はすでに使われておらず、右の新しいモダンな駅舎が使用開始されていました。1階はひろ〜い切符売り場。2階はマクドナルド。3階がお土産屋と改札口です。50元のコインロッカーもあって、なかなか使い勝手はよさそうです。

高雄にやってきましたが、ここでも別段、観光の予定はありません。
駅前をうろうろして、CDを物色。日本のCDが以前ほどバカ安ではなくなってしまいました。昔はアルバム1枚100元とかで売ってたんですけどね〜。
そして、台中でも高雄でもみかけるジャニーズ系のショップ。日本語の雑誌やCDと一緒にジャニーズグッズが売っている。でも正確にはジャニーズショップではありません。なぜかというと、いちばんでかでかと扱われているのがウインズだからです。
ウインズと聞いて、場外馬券売り場を想像された方、いらっしゃいますね?かなりのオジサンですよ。お気をつけください。W-indsって、そんなに人気あったっけ・・?なんて言ったら、ファンの方に殺されますね。ちなみに何を隠そう、私もすでにジャニーズの顔の区別がつかないオジサンの仲間です。

さて、そんな街歩きを楽しんだ後、そごう、三越などのデパートをはしご。本屋で楽しいひと時を過ごす。それから、85階建てのビルを素通りして、愛河のほとりへ。
  
気がついたらすっかりあたりは暗くなっていて、ちょっとデートコースムード・・かと思いきや、バカ騒ぎしている若者集団が多く、あまりうっとりデートって感じではないようです。ここをずっとあるいていると、建国橋付近に、なんとカルフールを発見!このあと、深夜まで何をしようかな、と思っていたところ、思わぬカルフールの発見です。しかし、今回はドリンクを購入する以外、何も買いませんでした。なぜならば、今回の旅はトートバックひとつ。荷物が増えたら困るのです。なので、ここに限らず、お土産は一切買いませんでした。
その後、六合夜市を楽しみ、深夜2時を回っても普通に活動している人々に拍手。
そんでもって、深夜3時発のバスに乗って台北に戻ります。深夜でも1時間に1本出ているのがうれしいですね。台北ー高雄くらいの距離で夜行に乗ると、到着が朝早すぎて逆に困ったりすることもありますが、24時間運行していれば、到着時刻にあわせて便を選ぶことができます。どうせ、夜遅くだったら夜市も開いてるし、いろいろ遊べるしね。
     
すっげー!台北行きのバスはたった400元で、シートテレビ完備です。映画や音楽だけじゃなくって、これも飛行機か?って思うほどの現在地表示のMAPまであります。これは私にはとてもうれしい!でも、この座席、リクライニングが倒れなさ過ぎ。快眠を期待する人には、国光バスはNGのようです。それと、深夜3時発なんてどうせがらがらだろう!と思っていたのですが、結局1席をのぞいて満席に。結構利用者がいるんですね〜。

ということで、台北にもどり、最後の街歩きと買いもしないDFSめぐりなんかをして、空港へ向かいます。台湾旅行記を期待していたみなさん、申し訳ありません。ほとんど観光らしきものをしていないので、ご報告できるものがございませんでした。

     
台北発の国光バスは、いくつかバスターミナルを経由するため、思ったより時間がかかりました。空港周辺で高速に乗らず客を拾って走るエアバスとどっちが早いのでしょうか?
さっさとチェックインをすませ、シルバークリスラウンジへ。平均的なSQらしいラウンジの作りでした。ここでは、なぜかヨーグルトが無性に食べたくなり、大きめのヨーグルトを2人前ぺろり。

さて、PPS達成の瞬間を迎えるSQ搭乗です。
  
いつも思うのですが、SQビジネスは搭乗率がかなり高いです。この便も7〜8割の席が埋まっていました。PPSになったら、こんな状態でも隣席ブロックとかできちゃうんでしょうか・・? って、きっと周りはソリティアがごろごろいるんでしょうね。

シンガポール到着が18時45分。19時45分発のTG便に乗り換えて日本に向かいます。
なぜ、シンガポールに飛んだのに、その足で帰ってくるの?とか、そういう突っ込みはご遠慮ください。ちなみに、こっからのTG便は、シンガポール発券の航空券です。
  
トランジットカウンターで時間ギリギリでBKK経由日本行きをチェックイン。バンコクまではB777-200です。ま、SQに乗った後ですからハードのランクダウンは仕方ないですが、思ったよりも快適。何よりも人が少ない!搭乗率2割程度?? これは何よりも快適です。TGがちょっと気に入りました。
  
ま、良くも悪くも、高級感の漂わないミールサービスですが、SIN-BKKの2時間のフライトですから、十分です。

午後9時バンコク着。翌朝7時半のフライトまで、街のネオンに消えます・・・。


早朝5時半。空港に到着。出国審査でF&C用の優先レーンがあったので、一応つかわせていただく。ところが、係員がいない。担当を呼びにいって出国審査を受ける。一般レーンに並んだ方が早かった・・。
そして最近リニューアル甚だしいバンコクのラウンジを楽しむべく、TGラウンジへ。どのラウンジがおススメだったか、忘れてしまった。
  
とりあえず、30番台-40番台ゲート間のラウンジが開いていたので入る。マッサージサービスは朝の6時からスタートらしい。6時になるのを待って、2階のマッサージエリアへ。足とボディとどちらがいいか、聞かれたので足!と答えて30分爆睡。足の怪我には良かったのか悪かったのか・・まあいいや。

さて、バンコクから成田までのTG676便。なんでこんな朝早いヤツにしたかというと、当然A340-600に乗るためです。
  
いやあ、雰囲気はかなり合格点ですね。いろいろ撮影して遊んじゃいます。
   
シートテレビはでかくて合格。シートポケットは機内誌が横にして入るぎりぎりのサイズ。もうちょっとゆとりが欲しい。私はテレビのとなりのPC入れを雑誌入れとしてつかいました。それから、初めて気づいたんですが、やっと「禁煙」のサインが点灯式じゃなくなりました。上記禁煙なのに、禁煙マークが点灯式だったり、シートに灰皿がついていたりする新造機が結構あるんですよね。

さて、おまちかねの機内食。残念なのはこれが朝食、ということ。
  
左2枚が朝食、右端は着陸前に軽食としてサーブされたものの写真です。

TGのライフラットシートの寝心地は、残念ながらSQ/NHよりも劣ります。滑り台感覚が強く、フットレストの足載せに、しっかり足を乗せている感覚があります。逆に、フラットにしない状態でのシートの微妙な調整はSQよりも上だと思います。

さて、この航空券の復路はいまだOPEN発券のまま私の手元にあります。いつつかうかは未定ですが、A340-600でディナーを楽しむ日が、もうすぐやってくるのです。イや〜楽しみだ〜!


旅行記Tへ
旅行記
トップページへ
旅行記Vへ





Copyright(C) 1998-2006 cerveja<cerveja@or.tv> All rights reserved.