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2000.08.15 出張中に逃避行!シドニー旅行@
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




なんと今年の夏休みは、オーストラリア・ブリスベンに出張??
現地で2週間滞在のうち、前半1週間は仕事で、後半は夏休みだそうな。
ということで、折角休みをいただいたので、シドニーへ飛んで遊んできました。



日程
 2000年08月15日〜08月17日
目的
 オーストラリア出張中に現地で夏休みをいただきました。
費用
 50,000円(Air:2.0万/Stay:1.6万/Other:1.4万)
手配
 Air&Hotel:ブリスベンの旅行会社でエア&ホテルのパッケージを予約。
行程
 1日目ブリスベン-<カンタス航空>-シドニー (IBIS World Square泊)
 2日目シドニー (IBIS World Square泊)
 3日目シドニー-<カンタス航空>-ブリスベン



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出張の間に逃避行!
 今年の夏休みは、ブリスベンへのビジネストリップとなった。2週間の日程で、前半は仕事、後半は現地で夏休みを取っていいということになっていた。
 ブリスベンについたのは、8月6日の日曜日。数日後、仕事の空き時間をみて、シドニー行きのエアチケットとホテルを予約することにした。ブリスベンの街で見掛けた旅行代理店。1軒目はエア+ホテルで最低800A$(約56000円)と言われた。高い。YHに泊まっても600A$はするって言われた。高すぎる。さっき、アンセットオーストラリアのオフィスの前には、「シドニー往復198A$より」って書いてあったのに。
 そこは諦め、次の店へ。ここは店頭にエアチケットの代金が出ていたので、少し安心して入った。出発まで1週間を切っていたので、格安の198A$はないと言われ、それより100A$ほど高いチケットになった。カンタスだった。ついでにホテルも予約することにした。パンフレットを見せながら、「ここが私のオススメ!」ってスタッフが行ったホテルは、 148A$と書いてあった。(多分、エアチケットを頼むときに「一番安いヤツ」って言ったので、価格優先で考えてくれたのだろう。)1泊にしてはやや高め、2泊の代金にしては随分安いなと思って、どっちなのかを聞いたら、2泊で148A$らしい。安い。私は思わず「Oh! Very cheep!」と言った。
 言ってしまってから後悔した。「チープ」って「安っぽい」って意味でしょ?「リーズナブル」とか言っときゃよかったって。まさか、「え?安っぽーい」って自分で言ったホテルを選べないし、(一応スーツ着てるし、)「もうちょっと高いホテルは?」なんて聞いてみた。そして次のオススメで出てきたIbisホテルに決めた。さっきのホテルは中心地から少し外れたクロス地区だったのが、街の中心へ移動した。(結果的に、これがラッキーだった。)

後日談:8月のシドニーは雨が多いらしい。そして、シドニーは交通費が高い。できるだけ立地を重視したホテル選びで正解! シドニーオリンピックのおかげで、ダーリングハーバー地区が観光のメインとなるので、その近くのホテルか、そこからモノレールまたはライトレールで移動できる地区がおススメです。。

 そして8月15日。9時40分の飛行機に乗るために、1時間前の8時40分に宿泊先を出た。いつもの国際線のフライトのつもりで、少なくとも1時間前には空港に着かなきゃいけないモンだと思っていたのが、「車で15分で行かれるから、フライトの1時間前に出れば充分。30分前に家を出ても間に合うよ。」と言われ、なんかびっくり。

初体験!オーストラリアの国内線
 ブリスベンの空港に着いたのは午前9時。オーストラリアの空港は、「国際線」「国内線カンタス用」「国内線アンセット用」の3つに施設自体が分かれている。カンタスのEチケットを利用した私は、チケットを持たず、予約確認のFAXだけ持って到着。バッグを預けない人は、チェックインの必要はなく、直接搭乗ゲートへ行くようになっているらしい。手荷物検査をして空港内に入り、搭乗ゲート前のカウンターで搭乗券を発券してもらうまで、5分たらず。ボーディングタイムは9時20分だから、15分もあまってしまった。
 定刻に離陸した飛行機はほぼ満席で、機内サービスは音楽(さすがに1時間半のフライトでは映画はない!)と軽食。コーヒー・紅茶以外のドリンクは、要求しないと出てこないらしい。私が楽しみにしている「ウエルカムおつまみ(自称)」もなかった。でも、あっという間にシドニーに着いた。                             シドニーの空港は、大都市にはめずらしく、市街地から車で20分程度の場所に位置している。今までは市街地までの交通の便はバスのみだったが、オリンピックの開催に合わせ、今年6月に鉄道が開通した。料金は鉄道の方がやや高いが、(バス7ドルに対し鉄道10ドル)きっと成田エクスプレスやラピート号のような列車に乗れるに違いないと、電車好きの私は鉄道を選んだ。が!!!!!!!!!!  ひえ〜。見てびっくり。乗ってびっくり。ただの市街近郊を走る2階建て電車だった。それも超オンボロ。電車を選んだことを後悔した。

まずは町の全体像を
  街に到着。サーキュラー・クエイという駅で降りた。ロックス地区にある観光案内所へまずは向かう。地図と各種ディスカウントクーポンをGETするために。地図は、バス路線が書いてあるものが置いてなく、(本屋にも売ってない!)仕方なく、普通の地図で我慢した。(エアポートエクスプレスの地図が、最も見やすく、紙質も上等だった。)
クーポンはたくさんあった。いろんな種類があった。(一番重宝したのは、「SYDNEY The official guide」という少し厚めの本についてたクーポン。)
 街の風景を楽しみながら市街地を歩く。ちょうど昼休みの時間になり、街は多くのビジネスマンであふれていた。ブリスベンの街よりは、東京のに雰囲気が近い。香港のセントラルかアドミラリティといった感じ。私もお腹が減った。まずは腹ごしらえをしようと、適当なショッピングセンターに入る。目的はレストランではない。目指すは大抵地下にあるフードコート。
私は、海外旅行のほとんどが一人旅で終始している。困ることといえば、ホテル代が高くつくことと、レストランに入りずらいこと。で、私は食事は大抵フードコートでとるようにしている。その土地の風土を反映した食事が、一人でも気兼ねなくとれ、しかもリーズナブル。当たりはずれを考えながらレストランに入るよりも、地元のOLで賑わっているフードコートの食事の方が美味しいに決まっている。(貧乏人の決め付け?)
 この日の食事は、ラザニアとシーザーサラダ。7A$ほど。この後、街を一望できる高いところへ行こうと、オーストラリアで最も高いAMPタワーへ向かった。
 タワーに上るエレベーターがどこにあるのか分からず、しばし迷う。さらに、展望フロアは、4階建てで、レストランフロアに行くエレベーターと、展望ONLY&ラウンジへ行くエレベーターとは別々で、乗り場も全然違うところにあった。行ってみると7月より導入されたGST(消費税)のおかげでしっかり値上がりしており、ガイドブックには無かった「スカイツアー」という新アトラクションとセットチケットが売られていた。さっそく20%OFFのクーポンを使ってチケットを購入。展望フロアへ行くエレベーターにのる。エッフェル塔のエレベーターのように、外が見えないのが残念だったが、1分もかからず展望フロアに到着。景色は好かったが、周りのビルもそこそこに高いので、もしかして、こんな高い金を払わなくても同じような景色が堪能できたのでは・・・・。と考えてしまった。
 ラウンジで景色を堪能しながらカプチーノを飲み、下に降りる。セットになったアトラクション「スカイツアー」を体験。ウエスタン調のユニフォームをきたお姉さんがディズニーランドのように雰囲気を出しながらガイドしてくれるけど、そこは全部英語。最初のビデオも英語。私には半分も分からない。肝心のアトラクションは、ちゃんとヘッドホンが用意されており、英語・日本語・韓国語・北京語が選べるので問題なし。アトラクションの内容は、オーストラリアを紹介するもの。画面に合わせて座席が動くタイプのアトラクションなのだが、内容重視で、スリルを期待すると、期待外れに終わる。いろいろと金はかかっているが、お金を払ってみるほどのものでは・・・っていうのが率直な感想。

 午後の街歩き
 2時を少し回ったところでホテルへ向かいチェックイン。キングサイズのベッドで部屋はきれいだったが、バスタブがないのがショック!! 冷蔵庫の中は空で、電気ポット、アイロンが常備されており、長期滞在者向けって感じだった。地図とガイドブックとにらめっこしながら作戦会議。一旦鞄を部屋において、街をぶらぶらすることにした。途中、オリンピックグッズの販売店や高島屋などに寄るが、何も買わなかった。
 夕飯代わりに軽くサンドイッチを食べ、(閉店間際の店で3ドルでゲット!!)水族館へ。水中トンネルとゴールドコーストを再現した水槽がウリらしい。展示の方は、道順がしっかり巡回できるようになっていなくて少しとまどい、なおかつ特筆すべき感動もなかった。さすがに2つの水中トンネル(別の道を往復できるので計4回通過)は見事だった。エイのプリティな顔や、サメの少し間抜けな顔を楽しんだ。水槽のサイズやトンネルの長さは申し分ないが、水深があまりにも浅いのが残念だ。最後に控えたゴールドコーストの水槽は、そのサイズもさることながら、演出がなかなか素敵だった。途中のトンネルでは足元もガラス張りになっていて、そこにはクラシック音楽が流れていた。最後の縦5m幅8m(いずれも目測)の特大ガラスのところにばベンチもあり、すこし軽めの音楽がかかっていた。全体を通して、値段の割りには見るべきポイントが少ないかな。と水槽のサイズなどにしても品川や、葛西の水族館の方が上のような気はした。ま、でも一度訪れてみて損は無い観光ポイントです。
 
庶民派カジノ初体験!
 その後は、どこへいったかと言うと、カジノへ行きました。ブリスベンでも2度ほどカジノへ行っていた(あとマカオのカジノにも行ったことが。)けれど、そのスケールに圧巻。入口は階段の下を水が流れていて、滝のようになっているところもある。そして中に入るや、高さ10mくらいのところから水が流れ落ちてきている。その周囲は岩山を模していて、たまに松明のような本物の炎が見える。ワンフロア全体がゲームスペースになっていて、テーブルが160、スロットマシンが1500以上設置されている。レストランやアパートメントホテル、シアターなども併設されていて、ここが「スターシティ」って呼ばれるのが何となく理解できる気がする。
まずはビールで喉を潤し、参加できそうな庶民的テーブルを探す。僕はルーレットがやりたいのだ。しかし! テーブルによって最低掛け金が決まっており、25A$や10A$のところがほとんどで、2A$で賭けられるテーブルは僅かに4台しかなかった。それも、すごく混んでいて、しかも1枚2A$のチップをみんな山のように持っていて、庶民が気軽に遊ぶ感覚では入れなかった。しかたなくスロットマシンをすることに。1コインが1A$のスロットから、1A$で10クレジット、20クレジット、50クレジット、100クレジットのスロットにゾーン別で分かれており、モーストチープスロットは、1A$で1000クレジットと、コイン1枚の価値がわずかに0.07円という、敷居の低さが気に入り、3A$ほど投資した。
すると!!
今まで、スロットなんて運任せで儲かるはずないと思っていたのが、がっぽがっぽ当たってしまったんですね〜。そのときは1クレジットが5¢の台でやっていたのですが、18A$の儲けになりました。1ドルコインが財布の中でかさばってしまっていましたが、ホクホクでホテルに戻りました。




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