[HOME]・[BTとは]・[BT実践]・[旅のヒント]・[FFP]・[旅行記]・[エアライン]・[ビジネスクラス]・[世界一周]・[データ]・[ギャラリー]・[情報交換]・[作者]
2005.06.12 プーだからできる!世界一周旅行第一弾@
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




いやあ、買っちゃいました、世界一周航空券。各種税込みでちょうど20万バーツでした。
これを高いと見るか、安いと見るかは評価の分かれるところですが、
こんな旅は、ぷ〜だけの特権なので、今年は楽しんじゃうことにします。
でも、ヨーロッパは物価がたけえ!!




日程
 2005年6月12日(日)〜7月4日(月)
目的
 世界一周航空券を利用した旅に出ます。
費用
 あまり考えないで出発しました。詳細は、旅行記の最後でご報告します。
手配
Air:基本的には世界一周航空券を使用。
   SK・NH国内線の一部をWEBにて別途手配。
Hotel:ほぼすべて、ネットにて予約。旅行会社を通したのと、ホテルへ
   直接ブッキングしたのと、ほぼ半々です。
行程
 1日目成田-<全日空>-ニューヨーク (スペース46泊)
 2日目ニューヨーク (スペース46泊)
 3日目ニューヨーク (スペース46泊)
 4日目ニューヨーク-<エアカナダ>-モントリオール-<エアカナダ>-ケベック
   (セントポールホテル泊)
 5日目ケベック (セントポールホテル泊)
 6日目ケベック-<エアカナダ>-ロンドン (ヒルトンモントリオール泊)
 7日目モントリオール-<エアカナダ>-ロンドン (ヒルトンドックランド泊)
 8日目ロンドン-<ヴァリグブラジル航空>-コペンハーゲン (サガホテル泊)
 9日目コペンハーゲン-<スカンジナビア航空>-オスロ-<スカンジナビア航空>
    -トロムソ (スカンディックホテル泊)
10日目トロムソ (スカンディックホテル泊)
11日目トロムソ-<スカンジナビア航空>-ボードー (ラディソンSAS泊)
12日目ボードー-<沿岸急行>-トロムソ (船中泊)
13日目トロムソ (ラディソンSAS泊)
14日目トロムソ-<スカンジナビア航空>-オスロ-<スカンジナビア航空>-ストッ
   クホルム (スカンディックコンチネンタル泊)
15日目ストックホルム-<BLUE1>-ヘルシンキ (SOKOSプレジデント泊)
16日目ヘルシンキ (SOKOSプレジデント泊)
17日目ヘルシンキ-<高速船>-タリン (Revalセントラル泊)
18日目タリン (Revalセントラル泊)
19日目タリン-<LOTポーランド航空>-ワルシャワ (ノボテルワルシャワ泊)
20日目ワルシャワ (ノボテルワルシャワ泊)
21日目ワルシャワ-<ルフトハンザドイツ航空>-フランクフルト (SAVOY泊)
22日目フランクフルト-<ルフトハンザドイツ航空>-関西 (機内泊)
23日目関西-<全日空>-福岡-<全日空>-羽田


←旅行記Tへ           旅行記T           旅行記Uへ→

2005年6月12日。先月発券した世界一周航空券を使って、いよいよ本格的な世界一周の旅に出る。初めての大西洋横断が私を待っている。
朝6時半に自宅を出て9時に成田着。アジア線を中心とするあさの出発ラッシュのため、全日空カウンターはYだけでなくCも長蛇の列。ラウンジもほぼ満席。エコノミー利用時は、マイレージのゴールド資格を持っていて、ビジネス客と同じ扱いを受けてよろこんでいたが、いざ自分がビジネスの航空券を持っていると、このエコノミーのくせにビジネスのカウンターやラウンジを占拠している輩(ちょっと前までの自分自身)がうっとうしく感じる。
  

定刻よりちょっと遅れてボーディング、11時5分ドアクローズ、10分プッシュバック開始、11時35分テイクオフ。B747-400のNew Style, Club ANAには乗ったことがないけど、この新しいB777-300ERの機材は、とてもよろしい。
 
機体幅が狭くなった関係で、座席幅が狭いとの噂だったが、そんなのは全然気にならなく、シートの青と背中の木目が対照的ながらもなんとなくマッチしていて、雰囲気もいいし、SQのスペースベッドよりも各所に工夫が行き届いている印象を受ける。やるな、ANA。
   
ビジネスの機内食、そしてクルーによるサービスは元々定評のある全日空だけあって、こんなハードでサービスしてくれたら、また全日空に乗ろう、という気にさせてくれる。(お願いだから、B777-200の国際線機材を何とかして!)

ウエルカムドリンクでシャンパンを、離陸後はビールをいただく。ANAはおつまみがちょっと洒落ていていいかんじ。
 


やがてやや遅い昼食。和食をチョイス。この後、デザートにたどりつく前に、時差調整のために深い眠りに・・・。
 
太平洋横断を終え、シアトル付近に上陸した頃目を覚ます。

すでに地上はアメリカの領土だけど、ここからニューヨークま
でまだ5時間近くある。
おにぎりをもらって空腹をやりすごし、しばらくしてシカゴの手
前にきたところで朝食のサーブ。

またもや和食。ちょっと量がすくないよ〜。こんなことならうど
ん、ラーメンを腹いっぱい食べておくんだった。

ほぼ定刻でJFK空港着。ここはターミナルごとに入国審査があるから、香港やバンコクのように長蛇の列にならないのがいい。しかもこの時間に到着するのはANA便のみ。乗客の9割以上が日本人。前回別室送りになった入国審査をなんとか通過し、荷物を受け取ったらそのままエアトレインへ。ジャマイカ駅に到着してから券売機で切符を買って改札を出る仕組み。ここで一緒に地下鉄の切符も買えるのだが、なぜか1WeekPassは買えない。なので一旦エアトレインの切符だけ買おうとするが、20ドル札しか持っていない。この券売機は6ドルまでしかおつりが出ないらしい。しかも両替してくれるようなところはない。スタッフに聞いても、「だれかに両替してもらうしかないわね。」って言うだけ言って去っていた。誰かって誰?
仕方ないので、たった5ドルをクレジットカードで購入。地下鉄の入り口に移動してここでPassを購入。チェックインの時間にはちょっと早いので、E線の23rd St.で降りる。ここにはクリスピークリームがあるのだ。早速1ダース購入して2つほどその場で食べる。(だって1個85セント、1ダースで6.5ドルだからダースで買ったほうがかなりお得。)

荷物とクリスピークリームを抱えながら地下鉄に乗って本日のお宿へ。
 
今回は立地とコスト重視でタイムズスクエア近くの日本人向け安宿にしました。1泊70ドルはお値打ち。

荷解きをして身軽になって、町散策。途中、ヤンキーズショップで明後日のチケットを購入したり、センチュリー21(ブランド品の激安店)で買い物をしたりして、今日は早めに撤収。時差調整の為に約10時間の睡眠を取る。(あ、シンガポール時代の平均睡眠時間と一緒だ。)

翌日は、フィラデルフィアまで足を伸ばそうかとも思ったが、よく考えたらニューヨークの観光地らしきところにどこも行っていないので、かといって美術館とかは興味ないので、自然史博物館へ行くことにした。入場料は13ドルだが、プラネタリウムやら特別展示やらいろいろなオプションのついたチケットは29ドル。どうせなら、と思い全部に入れるチケットを購入。丸1日博物館内で過ごすことに。

じゃああん。自然史博物館です。

吹き抜けのエントランスでは恐竜がお迎え。

ものすごい標本の数です。めっちゃリアルです。

いろんな生態系をこのようなモデルで再現。

中央に、鯨が泳いでいるの、分かります?

恐竜やマンモスなどの化石なども充実。

この球体の内部はプラネタリウム。しかも二層式。

一部の部屋が途中で観覧不可となり、パーティーの準備が。

いやあ、この博物館は凄いね。でも専門用語のオンパレードで、電子辞書では理解不能のところもたくさん。途中から解説を読むのを止めてしまった。
夜は適当なバーを見つけてのんびり過ごすも、夜の治安を恐れて9時過ぎには帰宅。9時はちょうど日没の時間で、全然安全でした。

火曜日の昼間は、ロウワーマンハッタンの海辺を散策して、マンハッタンとブルックリンを結ぶ2つの橋、ブルックリンブリッジとマンハッタンブリッジを歩いて渡る。ブルックリンブリッジは観光コースにもなっているみたいで、人がたくさんいました。
  
遊歩道の下は車道になっていて、車が走っています。向こうにロウアーマンハッタンが見えてきれいです。
  
お次はマンハッタンブリッジ。こっちは中央を地下鉄が走り、人は端っこを歩かされます。
  

マンハッタンブリッジを渡り終えたところはチャイナタウン。烏龍茶を欲するも見つからず、濃い味緑茶を購入。1.88ドルは高い?
お昼過ぎに宿に戻り、洗濯機を使わせていただく。その後、紀伊国屋で次の目的地の情報収集をした後、地下鉄でヤンキーズスタジアムへ。
  
前回はプレイボールに間に合わなかったので、今回は1時間前に到着。周囲の様子と、球場内の開始前のワクワク感を楽しむ。エンターテイメント性はシアトルより劣り、より商業ベースの印象を受ける。球場内の飲食物もばか高く、ピザ7ドル、ビール7.5ドルだった。今日はアメリカ軍設立250周年とかで、オープニング前に簡単なセレモニーがあった。そして7時5分プレイボール。
  
2回に松井がホームランを打つも、怪我のため途中交代。試合は9-0でヤンキーズ勝利。見事な完封試合でした。
球場を後にしたのは10時過ぎ。ここから柄にも無く、また飲みに行ってしまった。店を出たのは深夜1時半。この時間の地下鉄は危険、タクシーはちと高い、ということで徒歩で帰ることに。
17thから46thまで、ひたすら6th Ave.を歩く。途中、車に乗ったおねえちゃん3人組に「遊ばない?」とか声をかけられたが、それ以外は危ないことも無く、無事宿にたどりつく。




旅行記
トップページへ
旅行記Uへ





Copyright(C) 1998-2006 cerveja<cerveja@or.tv> All rights reserved.