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 BT的 賢く旅するマイレージ情報
 バジェットトラベラーのマストアイテムであるマイレージプログラムについての情報です
Budget Traveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




FFP(通称:マイレージプログラム)は、企業が実施する顧客の囲い込み運動の1つです。
自社を優先的に利用してくれる人には、
それなりのメリットを会社側も提供してくれるのです。
どうせ旅をするのなら、そんなFFPを有効活用しない手はありません。
このFFPのおかげで、cervejaは多分、1割〜2割程度余計に旅のコストがかかっています。
そのかわり、それによって教授しているメリットも大きいもの。
ここ数年、渡米する際の飛行機はすべてビジネスクラスを利用しています。
もちろん、アメリカ行きビジネスクラスの航空券なんて高くて買えません。
そんなFFPの賢い利用法を考えていきましょう。




 目的を持ってFFPに参加しよう  

今から十数年前、アメリカン航空が始めて導入したマイレージプログラム。
今では、ほとんどの航空会社が導入しており、乗客が利用する航空会社を
選択する際の、重要なファクターの1つとなっています。

まずは、マイレージプログラムに参加する目的を明確にしましょう。たとえば、

・マイルをたくさん貯めて、無料航空券をGETする。
・マイルをたくさん貯めて、アップグレード特典を利用する。
・飛行機にたくさん乗って、上級会員のメリットを享受する。
        
などが挙げられるでしょう。
自分の目的に合ったマイレージプログラムを見つけなければいけません。

ここでは、年間の搭乗マイル数別に、マイレージプログラム選びのポイントを見ていきましょう。


@年間2万マイル以下
A年間2〜5万マイル
B年間5万マイル以上

<<A年間2〜5万マイルの人のためのFFP選び>>

このランクの人に気をつけてもらいたいことは2点あります。
一つは、『特典航空券の使い勝手は、どれも同じではない』ということ。
もう一つは、『上級会員のメリット・デメリットを見極めて参加を決める』ということです。

たとえば、アメリカ系の航空会社のプログラムでは、
「アジア内はエコノミーで2万マイル、ビジネスで3万マイル」というのが標準的です。
それに対して、アジア系の航空会社では、
「東アジア内・東南アジア内ならば、エコノミーで2万、ビジネスで4万」、
「東アジア⇔東南アジアならば、エコノミーで4万、ビジネスで6万」というのが標準的です。

ここで、特典航空券の目標を、
「日本からシンガポールまで、単純往復をビジネスクラスで」
と考えている人には、アメリカ系が圧倒的に有利です。
ですが、たとえば、
「日本から香港まで、エコノミークラスで」となった場合、アメリカ系は不利になります。
なぜならば、アメリカ系の特典航空券の多くはアジア内でストップオーバーができないからです。
つまり、単純往復するだけならいいのですが、途中降機ができないのです。
逆に、アジア系の特典航空券は、相対的にマイル数のハードルが高いですが、
周遊旅行ができるものが多くあります。

たとえば、私は日本航空の特典航空券で、
香港→台湾→日本→香港 という周遊旅行をしたことがあります。
また、海外からスタートした場合、日本国内を周遊できるメリットもあります。
韓国→東京→沖縄→(東京)→韓国 なんていう周遊ルートを
たった15000マイルで獲得するつわものもいます。
(ちなみに、普通東京と沖縄の往復の特典航空券だけで15000マイルかかります。)

ある程度まとまったマイル獲得が期待できるのですから、
ただ単に特典航空券獲得までのハードルが低い・・という理由だけで、マイレージプログラムを決めないでください。


また、多くのマイレージプログラムでは、年間25000マイル程度の搭乗マイルを獲得する人を
対象に、お得意さま制度として「マイレージ上級会員」制度を設けています。
(俗に、ゴールド会員、シルバー会員などといわれているものです。)

上級会員制度の特典を調べ、魅力を感じる特典があったら、
上級会員の資格獲得のためのハードルをクリアするべく、カタメ打ちするのがよいでしょう。

cervejaの個人的感想では、上級会員のメリットを旅の中で享受でき、リッチな旅につなげることが
できるのは、ゴールド会員(大体、年間5万マイル程度の獲得でなれる)からで、
いわゆる『シルバー会員(大体、25000マイル程度の獲得でなれる)』ではあまりメリットを感じない、
というのが正直なところ。でも、アップグレードの獲得や、隣席ブロックなど、
快適な旅に一歩ずつ近づいていくことは確かです。

年間25000マイル乗るからといって、
必ずしもカタメ打ち(同じ系列の航空会社ばかり利用)する必要はないと思うのです。
メリットがあるかどうか、しっかり見極めてみてからでも遅くはないでしょう。

私は、あえてカタメ打ちせず、その時その時で、コストパフォーマンスが最も高い航空会社を
選んで搭乗する・・・というのも、大いにありだと思っています。

このランクの方にcervejaがおススメするマイレージプログラムは、

メインに日本航空『JALマイレージバンク』 又は 全日空の『ANAマイレージクラブ
サブにアシアナ航空の『アシアナ・クラブ』 又は カンタス航空の『カンタスフリークエントフライヤー

で、組み合わせて利用するのがおススメです。


また、あと、年間4万マイルくらい乗っている方、どうせなら、
もうちょっと頑張って、5万マイルを狙ってみませんか?


@年間2万マイル以下
A年間2〜5万マイル
B年間5万マイル以上







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