●2月8日●
昨年から計画進行中のRTWをいよいよ実行に移すときがやってきた。会社の
退職が2月末日に正式に決まり、3月からの私の旅のスケジュールが徐々に
出来上がりつつあった2月上旬、中国正月の連休を利用してバンコクへ遊びに
行くことに。ついでだから、旅行会社に寄って、RTWを話を聞いてこよう・・・。と
メールでコンタクト。RTWの予約を作成するためには、予約金1000Bが必要で
あること、(後で航空券代に充当)それと、日程を確定させる必要はないが、ル
ートと利用便名を確定させる必要があることの2点を教えられる。
(ルート確定は知っていたが、便名まで確定させなければならないとは知らな
かった。)
バンコク行きを翌日に控えた今日、メールで自分の考えたルートを旅行会社へ
送付する。
(右のルーティング表が、初めに旅行会社に提出したもの。)
●2月10日●
午後1時過ぎにオフィスへ向かう。別に直接出向く必要はないが、やはり高額
商品だし、メールだけのやり取りで購入するのもなんだかな〜と思い、旅行会
社へ立ち寄ることにした。
質問は、3点。
@ストップオーバーの定義は、「24時間以上滞在」でよいか。
RTW航空券には、ストップオーバーの回数制限がある。全行程で15回以内、
そして地域ごとにも決まっており、ヨーロッパ内で5回以内、日本で3回以内、
などである。私はこの制限を最大限に利用するため、「24時間未満の滞在都
市」をいくつか予定している。
(例:6月19日にコペンハーゲンに17時着。翌日の午後2時15分発なので、滞
在時間は19時間。これはストップオーバー扱いにはならないはず・・。)
これに関しては、恐らく大丈夫だと思われるが、予約を実際に作成してみない
と分からない、と回答をもらう。
Aタイ国内でストップオーバーは可能かどうか。
発券国ではストップオーバーができないことが多い。これがタイ発券でも適用
されるかどうかを確認。多分、ダメとのこと。これに関しては、タイ国内線の航
空券は安いし、どうしても立ち寄りたい・・って訳でもないので、潔く諦める。
B旅程が未定な区間は、暫定で日程を入れるのと、オープン発券とどちらがい
いか。
会社の長期休暇を利用した旅行と違い、私は今年1年は「プー」の身分なの
で、旅行日程はどうとでもなる。なので、とりあえずで日程を決めては見たが、
変更することが前提の日程決めである。なので、その部分について、オープン
発券の方がよいかどうかをたずねたところ、(Yクラスだとまた違うが)Cなの
で、お盆や正月、イースターやクリスマスシーズンなど、めちゃピークのときの
利用予定がなければ、オープン発券の方がいいのではないですか、とのアド
バイスをいただいた。
このとき、衝撃的事実発覚。コペンハーゲン〜オスロ間のマイル数を入力し間
違えており、なんと29003マイルとのこと。ひ、ひえ〜。たった3マイルオーバー
のために、リルーティング? ついてないなあ、と思いながら、今後の予定(次
にバンコク入りするのは5月1日)と発券のタイミング(第1区間使用の1週間前
程度)を確認。約15分ほどでオフィスを後にする。
●2月11日●
実際に予約を作成していただいたものをいただく。短距離の小型機の区間は
ビジネスクラスの設定が無く、エコノミー利用になることを覚悟していたが、国
際線でエコノミーになったのは、YUL(モントリオール)とYQB(ケベック)の間
と、SIN(シンガポール)とKUL(クアラルンプール)の間だけとなった。前者は
Yのみの設定、後者はYとFの設定しかないので、C利用時はYとなるとのこ
と。それに加え、日本と韓国の国内線がY利用となる。(ま、日本国内のスー
パーシートプレミアムはF扱いですからね。)
また、2,3の区間で予約がコンファームされず、ウエイティングリスト扱いとな
った。その中の1つが第1区間のBKK-KIX間だった。これは、ゴールデンウィー
クの最終日であり、混雑していると予想される。別にこの日に無理に帰る必要
の無い私は、どうせ席が取れても満席便に乗るのはいやだなあ、ということで
日程変更を決める。
前日の、「3マイルオーバーですよ」とあわせ、以下の2点を旅行会社にメール
で申し伝えることにする。
@区間変更 最終日、KUL-SIN-BKKを、KUL-BKK直行便(LH利用)で。
(ホントは、SQのセクターを稼ぎたかったのだが、仕方がない。)
A第1区間のBKK-KIX線を、5月8日から5月9日へ
日曜日の夜発を月曜日の夜発に変更することに。これで、旅行客は随分減る
はずだ。
●2月14日●
バンコク発券をするために、日本からバンコク行きの航空券を確保。
1年オープンの航空券は高いので、UAのアワードで調達。希望日の前後は
BKK便もSIN便も満席。Yはイヤ。ということで、ちょうど空いていた、香港行き
のFを予約することに。(初めての国際線長距離のFだ!)香港-SINはジェット
スターアジア、SIN−BKKはタイガーエアと、ここの区間はバジェットキャリア
に軍配。真のバジェットトラベラーたるもの、「コスト」や「マイル加算」だけに目
を奪われてはいけない。どんなときも「費用対効果〜コストパフォーマンス」を
意識しなければ!!
こうして、私の初体験RTWの計画は着々と進んでいくのであった・・・。
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