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2007.05.01 久方ぶりのふたり旅東南アジア周遊記@
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




2007年の2回目の大型連休、労働節。
香港の友人と合流して、久方ぶりのふたり旅を楽しみました。



日程
 2007年5月1日〜5月7日
目的
 いつもの一人旅とは一味違った旅を満喫する。
費用
 約88,000円(Air:6.0万/Stay:1.6万/Other:1.2万)
  (ふたりで出したので、実際のところは、良く分かりません。)
手配
 Air:中国国内線は旅行会社のWEBで予約。
   国際線は香港の友人に手配を依頼。
 Hotel:ヒルトンはHILTONのWEBよりオンライン予約。(アワード)
    マリオットは香港の友人が手配。
    金域は香港出発前にフェリー乗り場前の旅行会社で予約。
行程
 1日目北京-<中国国際航空>-シンセン-<陸路>-香港 (友人宅泊)
 2日目香港-<中華航空>-バンコク (ミレニアムヒルトン泊)
 3日目バンコク  (ミレニアムヒルトン泊)
 4日目バンコク-<陸路>-パタヤ (マリオットリゾート泊)
 5日目パタヤ-<陸路>-バンコク-<中華航空>-香港 (友人宅泊)
 6日目香港-<海路>-マカオ (金域ホテル泊)
 7日目マカオ-<陸路>-広州-<中国国際航空>-北京



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 日本のゴールデンウィークとちょうど重なるカタチで、中国には年に3回ある長期休暇の一つ、労働節がある。五月一日からの一週間が休みになるため、五一とも呼ばれる。海外旅行をしたいが金は無し、国内旅行をしたいが何処へいっても大混雑、ということで、香港の友人からの「一緒にバンコクへ行かない?」の誘いに乗ってみることにした。
 ところが、である。北京は今でこそ自由旅行の市場ができつつあるものの、やはり格安航空券の流通が非常に少ない。だって、成田から1日10往復はあろうかというバンコク線だって、北京発は1日2往復しかないのだ。需要も少ないが、供給も少ない。よって、あまり格安航空券は出回らない。しかもGWのような長期休暇とあっては、航空各社も強気な料金設定。バンコク他、東南アジア行きは軒並み4千元(6万円)オーバー。これだったら、香港の友人と現地集合するよりも、香港へ一旦飛んで香港からバンコクへ飛んでも値段は変わらない・・・ということで、まずは香港に飛ぶことにした。
 しか〜し、北京から香港までは国際線。料金も高いし税金も高い。ということで、香港の手前のシンセンまで国内線で飛んで、陸路で香港入りすることに。さらに復路はマカオから陸路で広州に入り、そこから北京に飛ぶルートを選んだ。香港往復の航空券を買うよりも往復で1万円ほど浮いた。

 5月1日。中国のゴールデンウィークの初日。荷物も少ないし、空港までエアポートバスでも良かったのだが、始発駅に行かないと乗れない(定員制)可能性大のため、タクシーで空港へ。出発フロアにあるレストランは高いので、地下一階にあるKFCで軽い朝食を。
  
定刻よりも早めに搭乗開始。国内線ですが、CA1337便はB777です。それも2−5−2の9アブレストなので、そんなに窮屈間はありません。日本の国内線は10アブレストですからね。そのかわり、国内線と言っても3時間かかりますが・・・。(今日の北京〜シンセンの国内線より明日の香港〜バンコクの国際線の方が距離は短い!)
  
山ばっかりの景色を楽しみつつ、朝食のワリにはワリと豪華な機内食を楽しみつつ、定刻よりも早くシンセン国際空港に到着。

  
ガイドブックには空港バスはない、と書いてあったが、香港との国境(っていうのか)行きのミニバスもあり、330番の路線バスも、ほぼ「空港バス」として空港してるっぽかった。豪華な方の330バスにのる。市内まで20元。その他、地方都市行きや香港行きなど、バスが出ていて結構移動には便利っぽかった。

  
適当なところでバスを降り、地下鉄に乗る。広州やバンコクの地下鉄で採用されている、オセロのコマ、みたいな切符。自動改札もホームドアも、目新しさのない、ふつーの地下鉄だった。(当たり前か。)

シンセンの中心街を歩くのは、6〜7年ぶりだろうか。私の知っているシンセンの表情とは全然違う!雑多な街、人の行きかう路地や露店商は姿を消し、他の中国の都市と同じように、無機質な大型のビルが立ち並ぶ。 中国の都市は、「近代化」という目的のもと、どんどん個性を失ってしまっている・・・。

今日は一日久し振りのシンセン街歩きを楽しむ予定だったが、そんな気にもなれず、さっさと国境に向かい、香港に入り、KCRとバスを乗り継いでトンロウワンに向かう。チムサチョイの両替レートはめちゃめちゃ悪いので、トンロウワンで中国元を香港ドルに両替。チムサチョイは旅行者向け、トンロウワンは出稼ぎ労働者のための両替商が並んでいるからだ。(カオルーンサイドであれば、ジョーダンかヤウマテイに行けばレートは良くなる。)

特にやることもないし、お気に入りのワンチャイフェリーターミナルの脇で昼寝。 (これが旅行者のやることか!?)

  
ふと、日立の看板工事が眼に入る。21世紀になっても、香港の建築現場では足場として竹が大活躍。なんとなくうれしい。

夜、友達と合流して沖縄料理を食べる。やっぱり香港の和食は北京よりもレベルが高い。
(値段も高いが。)

明日は初めての、悪名高きチャイナエアライン(でも、機体デザインは好き!)への搭乗が待っています!




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