キャセイのB747-400は、エコノミーとしては標準的な作り。小さいシートモニターもあります。でも、エコノミーの座席って、こんなに狭かったっけ?機内食って、こんなに不味かったっけ? さっき、ラウンジでしっかり昼食をとっておいて良かったです。 あ、もちろんデザートのハーゲンダッツだけはぺろりと美味しくいただきました。
さて、香港では食べたいものがたくさんあります。到着日の夕食は、ベトナム麺にしました。かなり美味。翌日の朝食は吉野家をチョイス。日本国外は、カウンターではなくテーブル式の吉野家ですが、男一人客が多い、というのは万国共通なのかもしれません。あ、でも日本よりはずっと女性客が多いと思います。
さて、観光客っぽく観光旅行をしましょう。まずはスターフェリーです。スターフェリーは2階建てのフェリーで、1階と2階では入り口が異なります。さらに料金も異なります。普通に「○○行きはこちら」という表示にしたがって進むと、2.2ドルの2階席に乗ることになります。通は1.7ドルの1階席を選びます。そのためには、写真左のようなLOWER DECKの入り口を見つけなければなりません。1席のメリットは安いってだけじゃなくて、座席が中央に寄せられているので、外を見ながら写真を撮る(中央写真)のに適しているんです。ちなみに2階席は右写真のように、端まで座席がのびているので、基本的に座ったままの見物となってしまうのです。2階席に座る場合は、席取りが重要!
さて、何処へ観光行こうかな、と考えていると、ふと船に乗りたくなりました。ということで、セントラルからフェリーに25分ほど揺られてピンチャウ島に来てみました。
ピンチャウ島は、のどかな漁村・・と言った感じの雰囲気。一般の人のイメージする「香港」とはずいぶんかけ離れたところです。トレイルを歩くと、そこは自然があふれており、素敵な風景を求めて、1,2時間ほど歩き続けました。
香港は、こういった自然を体感できるトレイルが本当に充実しています。時は10月中旬。やっと涼しくなってきたとはいえ、少し歩けば半そででも汗ばむ気候です。
今度は、別のフェリーにのってランタオ島(空港やディズニーランドがある島)にやってきました。この島のバスは、日曜日になると料金が倍近くに跳ね上がるので、平日か土曜日に出かけるのが賢い選択です。空港やディズニーランドができたといっても、それは島の一部分が開発されただけで、まだまだ大部分は緑あふれる島です。この島をめぐっていると、日本人観光客にはほとんど会いませんが、欧米人には良く会います。トレイルや大仏が目当てなのでしょうか。ロンリープラネットには地球の歩き方とは比べ物にならないほど詳しくランタオ島を紹介しています。
空港付近でウォッチングをして遊んでいると、香港島に「ヘルパカフェ」なるものがあるという情報を入手。早速ちょっと早めの晩御飯にヘルパカフェにやってきました。夕食はビュッフェ形式でした。ビルの最上階で眺めもなかなか良いようですが、そんなことは私には関係ありません。
店内のいろんなところに自社製の模型が飾られています。(見た感じ、それ目的の客は私一人のようでしたが・・。)ビュッフェの味はまあまあ、(もっとデザートが欲しい!)一回は覗いてみる価値はあるかもしれません。
九龍半島側に渡り、シンフォニーイルミネーションを見学した後は、男人街を散策。ちなみに、いわゆるガイドブックに乗っている「男人街(写真左)」よりも、公園をはさんで男人街の北へ伸びる通り(写真中・右)の方が断然面白いです。 ただし、目のやり場に困る出店もあるので要注意です。
最終日の成田行きは残念ながら朝便。チェックインのときにシートブロックをお願いすると、今日はほぼ満席のため無理、とのこと。そんな便に5日前にアワード予約が入るもんだなあ、とDIAの威力にちょっと感心。ラウンジのインビテーションカードをもらうも、まずは出国後すぐにあるシルバークリスラウンジへ。SQ便の合間の時間帯のため、独り占めです。ここで一人朝飲茶を楽しみます。
お次はANAのラウンジ。エールフランスといっしょのようです。食べ物はもちろんシルバークリスより少ないですが、オープンエア的開放感があり、こちらの方が落ち着きます。
テイクオフする窓からY字のターミナルがきれいに見えました。機内食はキッシュ。かわった機内食ってかんじでしたが、なかなか美味でした。途中、台北市内上空を通過。松山空港が見えました。・・午後成田着。月曜日をはさんで明後日には、またここから北京へ飛ぶ・・・。日本でつかの間の、休息を楽しもう。
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