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2006.07.08 シンガポール発券にでかける旅
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




昨年の12月で海外発券の航空券は使い果たしてしまった。
今年、折角ダイアになってアップグレードクーポンを手に入れたが、
日本発券では、航空券高すぎ。そうだ、シンガポールに飛び出そう!



日程
 2006年7月8日〜7月10日
目的
 アップグレード可能な航空券を発券するためにシンガへ
費用
 55,000円(Air:5.0万/Stay:0万/Other:0.5万)
手配
 Air:NRT-CANはNHアワード
  MFM-SINのタイガーエアはWEB予約
  SIN-NRTのNHはシンガ発券の第一区間利用
 Hotel:利用しませんでした。
行程
 1日目成田-<全日空>-広州-<鉄道>-香港 (オールナイト)
 2日目香港-<フェリー>-マカオ-<タイガーエア>-シンガポール-<全日空>-
 3日目成田


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 日本のサラリーマンは、ピーク時にしか旅行に行かれない。航空券代が馬鹿高くなる。しかも、せっかくマイレージ上級会員になって「アップグレード券」をもらったのに、格安航空券では使えない。ここはやはり海外発券しかない、ということで、夏休みを1ヶ月前に控え、シンガポールでアップグレード可能な航空券を購入するために、現地へ飛ぶことにした。もちろん、往復とも成田でストップオーバー可能だ。
 そうなると問題になるのが、海外脱出の手段。一年オープンの航空券は高いし、結局マイレージの無料航空券に落ち着く。全日空の中国線ならば、2万マイルだし、よっぽどのことがなければ予約が取れないなんてこともない。結局、往路は成田〜広州、復路は香港〜成田でエコノミー2万マイルで発券。復路はオープン発券のため日付を入れていない。

 さて、この旅には海外発券以外にもう一つ大事な目的がある。それは、先月オープンした成田1タミ南ウイングを楽しむことだ。当日の朝は時間にかなり余裕をもたせ、成田でチェックイン。第5サテライトは、ゆったりとした空間がとられていて、心地よい。
 
早速ラウンジへ。無料航空券のYですが、DIAのステータスを利用してファーストクラスラウンジへ。
 
窓が大きくとられ、シンプルな配色でかなり落ち着いたデザインです。そして、グランドスタッフの方々がお絞りをもってきてくれたり、ドリンクの希望を聞いたりと、いろいろお世話をしてくれます。ただ私は、「自分でやります!」と断ってしまったが。このあたりのサービスが心地よく感じられないということは、私もまだまだブルジョアにはなれない、ということだろうか。
 
今まで充実していなかった食事も、少しずつバリエーションが増え、話題のヌードルバーも体験しました。
 
ヌードルバーといってもメニューは1品だけ。かまぼこにANAのロゴが入っています。
入り口付近にはビジネスコーナーの入り口があり、マッサージチェアつきのPCブースがいくつもあります。ただ、全体的にデザイン重視の空間のため、パッと見てここにビジネスコーナーがあることに気づく人は少ないでしょう。トイレの位置も、シャワールームもいまいち分かりにくいです。
ANAの中国路線なので、B763ですが、エコノミーならばどれ
もあまり変わらず。久し振りの狭い空間ははっきりって苦痛。

唯一のお楽しみのミールも、妙に安っぽさを感じてしまいまし
た。だって、デザートがないよ!?
広州からその日のうちに香港へ移動。広州では特にやることもなく、久々の街歩きをしました。

同じ中国ということで、昨年行った上海の金銭感覚でランチをしようと思ったら、馬鹿高くて閉口してしまいました。ローカルなところなのに、18元もするなんて!(それでも300円弱ですが。)

夕方、広州東駅から香港行きの直通列車に乗って移動しました。
香港で友人と会い、オールナイトで遊ぶ。どうせ明日の午後は移動ばかりだから、いくらでも寝られるし。

ということで、翌日の昼頃にフェリーでマカオに移動です。
初めて気がついたのですが、このマカオ行きのジェットフェリー、なんとBOEING社製です。
マカオに到着したら、入国などに手間がかかり、「カジノでもぶらぶらしようかな〜。」という当初の目論みは外れ、フェリーターミナルから空港へ直行となりました。

折角直行してきたのに、シンガポール行きのタイガーエアは到着が30分くらい遅れ、随分と待たされました。
タイガーエアは、シンガポールで唯一「バジェットターミナル」を使っています。ボーディングブリッジなどがなく、かなり簡素な作りなのは問題ないのですが、なんとこのターミナル、通常のターミナルと中で繋がっていないのです。ここから、ANA便にそのまま乗りつごうとした私ですが、トランスファーカウンターなどもなく、一度シンガポールに入国し、連絡バスで第2ターミナルまで移動し、そこから第1ターミナルへシャトルで移動し、やっと全日空カウンターでチェックインです。
すでに出発時刻まで1時間を切っており、客は誰一人としていない、がら〜んとしたチェックインカウンターで手続きをすませ、出国審査をし、さらに急いで第2ターミナルへ移動します。なぜなら、全日空のラウンジにはシャワーが無いため、シャワーを浴びがてら軽食を・・ということで、SQのシルバークリスラウンジへ行く必要があったのです。本当だったらもっと優雅にまったりしているのに、タイガーエアが遅れ、バジェットターミナルからの移動に手間取り、かなり慌しい移動時間となりました。
しかも、ラウンジを出て登場ゲートに向かっている途中で、私を呼ぶアナウンスが流れてしまいました。ひえ〜格好悪い。それでもちゃんと15分前にゲートに到着したんだけどね。
 
さて、海外発券の第一区間ですが、最近のSIN線は北米機材のB773が良く投入されている。この日も例に漏れず、事前座席指定の段階でニュースタイルであることがわかっていたので、クーポンを使ってのアップグレードにしました。もっと早くチェックインしていれば、C開放しているF席に座れたかもしれないのですが、まあそこは「損をした」のではなくて「得をしそこなった」と謙虚に諦めましょう。
シンガポール線のナイトフライトは、相変わらず離陸直後のミールサービスはヘボくさっさと睡眠をとり、美味しい朝食をいただくことにします。
成田に到着後、今日が33回目の誕生日だというのに、そのまま会社に直行したcervejaでした。


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