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2005.10.05 チープでリッチな韓国旅行
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




往復の国際線はリッチにビジネスクラスで、
現地での滞在はチープにサウナ泊で、
お金の使い方にメリハリをつけた韓国旅行となりました。



日程
 2005年10月05日〜10月08日
目的
 韓国サウナ三昧&国内線搭乗の旅
費用
 60,000円(Air:4.5万/Stay:0.2万/Other:1.3万)
手配
 Air:@羽田-福岡はANAの特割1で。
   A福岡-仁川/金浦-羽田は、RTW航空券。
   B金浦-釜山は当日空港のカウンターで直接購入。
 Hotel:すべてサウナ泊のため当然飛び込み。
行程
 1日目羽田-<全日空>-福岡-<アシアナ航空>-ソウル (ヒューレストサウナ泊)
 2日目ソウル-<大韓航空>-釜山-<KTX>-ソウル (フレヤサウナ泊)
 3日目ソウル (シロアムサウナ泊)
 4日目ソウル-<全日空>-羽田



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上海の留学から戻ってわずか4日での出発。来月からの就職活動開始に向け、旅行は固め打ちをしようと決めていたからだ。RTWの航空券上、私は福岡でストップオーバーしていることになっているから、福岡からソウル往復の航空券はすでに予約済み。あとは自宅から福岡までの足を確保するのみ。
上海で遊んでいたら、早割21も特割7も購入期限をすぎてしまっていた。あちゃあ。私が特割1で手が出るのは、羽田の始発6:30発の便だけ。福岡で5時間のトランジット時間となってしまうが、安さには勝てず、羽田発福岡行き始発を予約。当日の朝は4時起きで5:01の始発に乗って羽田へ向かう。

福岡到着後、町まで行こうと思ったが、この時間に町まで行ってもどこも開いてないや、ということで空港内で仮眠。国際線ターミナルの4階は人も少なく、クッションの利いたベンチが並んでいるので、昼寝にはもってこい。2時間前になってアシアナのチェックインカウンターがオープン。やることもないので、さっさとチェックインして出国して、ANAのラウンジでまったり。
ボーディングの時間になってゲートに行ってびっくり。ま、まさか!A330が停まっているではないですか!もしかして最新機材!? まさか?福岡〜仁川なんてたった347マイル。羽田-岡山よりも近い。そんな路線に長距離用の最新機材を飛ばすか? と思ってみたが、搭乗した私を迎えていたのはあのシェル型のNEWビジネスクラスシートではないですか!! これはうれしい誤算。写真取りまくり。(でも、ここまでの写真を後日、誤って消してしまう・・・涙。)
ソウルの仁川空港から金浦空港までバスにのり、そっから地下鉄で市内へ。何処へ行こうかな〜と地図を見ながら考えて、前回足を運ばなかったミョンドンへ向かうことに。
ミョンドンと南大門をぶらつき、晩御飯を食べたところで、本日は、こちら(右写真)のヒューレストサウナに宿泊することに。ミョンドンの中心部にある、かなりきれいなサウナです。早い時間に入れば、6000Wです。17Fが受付で、男性用のロッカー・風呂&サウナ・仮眠室は17F。16Fが女性用、15Fがチムジルバン。
ここには冷凍サウナがあって、火照った体をさますのにかなり心地よかったです。20分500ウォンでインターネットも出来ます。PCは10台くらいあるのですが、そのうち2台は『日本語専用』と書いており、日本語のIMEがちゃんとインストールされていました。
私は、風呂とチムジルバンを楽しんだ後、17Fの仮眠室(キャパ50人程度)で深い眠りに落ちました。
翌朝、8時に目が覚め、朝風呂を楽しんだ後チェックアウト。(ってただ単にサウナを出ただけだけど。)今日は釜山に向かうために金浦空港に向かいます。空港到着が9:40。アシアナが10:20発だったのでちょうどよいと思い、カウンターで聞いてみるとなんと満席。次は11:40発だという。仕方がないので大韓航空の方で聞くと、10:30発は満席だが11:00発の便なら空いているといわれる。アシアナのラウンジを使ってみたかったが、40分の差は大きいと仕方なくKEで航空券を購入。66000Wくらい。

搭乗まで時間があるので、空港1階で朝食をとり、セキュリティーを越えて中に入る。ガラス窓がとても大きく取られた明るい建物ですが、いたるところに撮影禁止のマークが。残念!でも、フリーのPCを発見。それも5〜6台しかないのに空いている。私はしばしここでインターネットを楽しみ、ボーディングの時間まで時間をつぶします。

10:45ボーディング。前回と同じように2次元バーコードを読み取り機にかざして改札。座るなり爆睡。気づいたらすでに釜山に向けてディセント中。またもやKEの機内サービスを受けられなかった!! 最後に急降下がやや気になったものの、前回ほど大バウンドもなくやや静かに着陸。エアポートバスに乗って町へ出かけます。
先ずは、釜山駅で帰りのKTXの券を購入。
コインロッカーに荷物をつめて、身軽になった
ところで街歩きスタートです。

まず向かったのは、ヂャガルチ市場。水産物
がたくさん水揚げされつつある港のすぐ脇に
市が立っていて、生活感がただよいます。

国際市場へ向かう道の途中で、映画際の準
備をしていました。なんと、今晩から釜山国
際映画祭がはじまるそうです。Goodタイミン
グですが、別に映画には興味はないので素
通りです。

映画に興味はないと言っておいて、次に向
かったのは映画「チング」の撮影現場となっ
たところです。
右上段は、4人組が映画館まで競走したと
きにわたった陸橋。
中段は、その映画館。実物はピンク映画館
でした。かなり寂れています。
そして下段は、最後にチャンドンゴン扮する
東秀が殺された現場です。
どの場所にも、映画の撮影現場であることを
示す碑が立っています。

この後、西面のデジクッパ通りでデジクッパ
を食べました。ソウルよりかなり物価が異な
る釜山で、デジクッパ4500Wはちと高い気が
します。

食後はまったり・・と東莱温泉の虚心庁へ向
かいました。温泉の設備的にはかなりレベ
ルが高かったですが、やや残念なのは
cervejaにとって適温の浴槽がなかったこと。
40℃だとちょっとぬるいし、43℃だとちょっと
熱いし・・って、贅沢かしら??
気がついたらそろそろ外が暗くなる時間。東
莱の駅前にあるハイパーマートで買い物をこ
ころみるも、韓国の物価の高さに閉口!結
局飲み物を購入しただけで、他には何も買
えませんでした。
 

 

 
釜山駅に戻り、バーガーキングで軽く腹を満たし、20:15発のKTXでソウルへ向かいます。
  

ソウルについたのは11時前。もう遅い時間なので、そのまま東大門に直行。いくつかショッピングセンターをぶらつくも、べつに欲しいものはないので、日付が変わってしばらくして、フレヤタウンのフレヤサウナへ。ここはチムジルバンはなくて、純粋に風呂とサウナだけ。だから深夜料金でもたったの7000Wです。カウンターの脇に毛布も山になっておいてあるので、眠りたい人は、そっから毛布をいただいて、仮眠室(全3部屋:キャパ50名程度)へ入って深い眠りに落ちます。
実は、このフレヤサウナに向かう途中、階段で足を捻ってしまい、びっこ引きながら歩いてました。傷めた足は暖めた方がいいのか?冷やした方がいいのか? 正解が分からないまま、サウナでまったりしていました。

翌朝、今日は世界遺産の昌徳宮と宗廊へ行く予定だったのに、朝風呂に入っていると、外は雨。折角9:30の見学に間に合わせようと8時に起きたのに、雨なので世界遺産見学は断念。そのまま風呂場の石畳(?)の上で2時間ほど仮眠。ポカポカ温かくてかなり心地よい。昼前までサウナでうだうだやっていました。

今日は1日街歩きをする気も起きないので、本屋を巡ったり、地下商店街で古銭を見て楽しんだり、サウナに戻って昼寝したりと、雨の影響のないところでまったり過ごしていました。
夜になって、やっと雨が上がり、どっかに出かけようかな、と思いついたのが、一人焼肉でした。前回の韓国行きのときはなかなか敷居が高くて結構出来なかった一人焼肉。shojiさんのWEBに乗っていた焼肉屋へ行こうと、雨の止んだチョンノへ。まあ、結果大満足ではありますが、2人前を無理やり食った上にビールも2本頼んでしまったので、食後しばらく歩けない状態。次回は誰かと複数で来ようと心に誓う。

この後、チョンノやインサドンの街歩きを楽しんだ後、最終日の宿はやはりソウル駅前のシロアムサウナ。深夜料金で1万Wは、3泊の中で最も高額だけど、建物のでかさ、人の多さは群を抜く。チムジルバンは2フロアに別れてたくさんの部屋があるし、ゲーセンなどもある。ただ、ロッカーが1階、風呂が地下1階なのに対して、仮眠室が5階にあること。夜中に目が覚めたので、ふらっと風呂でも・・っていう移動距離じゃないのが、やや不満といえば不満。でも仮眠室は、満員になることはまずありえなさそうなキャパシティーを持っているので、いつでも安心して眠りにつくことができます。

最終日の朝はやっと晴れてくれました。なので、世界遺産の観光に向かうことに。昌徳宮の見学はツアーに参加しなければいけないので、10:30のツアーに参加します。
  
10:30発は日本語のツアーなので、参加者は日本人ばかり60〜70名程度。民族衣装に身を包んだお姉さんが上手な日本語でいろいろ解説してくれます。ここのツアーは韓国語・日本語・中国語・英語と4ヶ国語ありますが、ガイドの内容はそれぞれの対象に合わせてアレンジしているとお姉さんは言っていました。すごい!
  
特にめちゃめちゃ豪華!っていう訳でもなく、めちゃめちゃ凝ってる!っていうわけでもなく、ちょっと色使いが派手だなあ、と感じる程度。ただ、1時間20分かけて、かなり園内を歩きました。疲れた!

続いて、もう1つの世界遺産である宗廊へ。こちらは自由見学。昌徳宮が昔の王様住まいだったのに対して、宗廊はお墓です。なので、見学していてもいまひとつ面白みにかけてしまいます。ま、庭園歩きを楽しむ・・と言った感じですね。
  
昌徳宮も宗廊もどちらも世界遺産ですが、見学している人の数があまりにも違いすぎます。宗廊はかなり静かです。

さて、韓国滞在もあとわずか、とりあえずやらなきゃいけないことはやったので、最後に南大門と新世界百貨とロッテマートを回ってお土産購入。といっても自宅の分だけだけどね。

帰りは金浦-羽田のシャトルなので、地下鉄で金浦空港に向かいます。チェックインをさっさとすませ、ラウンジは制限エリアの手前にあるらしいので、さっさとラウンジに入ってまったり。
  
まあ、NHとOZの1日4便のためだけにあるラウンジなので、必要最低限の設備・・と言った感じですが、私としては日本語入力可のpcが3台あったのでよしとします。もう少し日本語の雑誌などあると良かったのですが。

出国審査を抜けると免税店が1件、そしてその隣が搭乗ゲートです。定刻にボーディングがはじまり、外れ機材のcにも短距離のため文句も言わず(っていうかべつに不便も感じないし。)羽田へ向かったのでした。
  
午後10時過ぎに羽田に到着。
一旦自宅に戻るも、今回の東京滞在はトランジット扱いなので、明日の午後には成田へ向かって次の目的地へ飛ばなければいけません。さて、今日は久々のふかふかベッドで眠ることができる・・・。




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