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2005.11.08 九州湯煙紀行
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




最近日本もめっきり涼しくなり、温泉の温もりが恋しい季節。
同時に、北から紅葉が見ごろをむかえ、風景に風情を感じます。
久し振りの国内旅行は温泉と紅葉を楽しむ旅となりました。



日程
 2005年11月08日〜11月09日
目的
 九州の温泉と紅葉を楽しむ旅
費用
 48,000円(Air・Hotel・Carパッケージ:4.2万/Other:0.6万)
手配
 ANA SQUAREにてANAスカイホリデーのパッケージを予約
行程
 1日目羽田-<全日空>-熊本-<レンタカー>-阿蘇-<レンタカー>-別府
    (ホテル清風泊)
 2日目別府-<レンタカー>-湯布院-<レンタカー>-黒川-<レンタカー>-えびの
    -<レンタカー>-鹿児島-<全日空>-羽田


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紅葉前線南下中。折角だから旅行にでも出かけようと、前々から狙っていた九州上陸を計画。九州は、福岡と佐賀にしか行ったことがないので、南九州を攻める。HISのエア&ホテルのパッケージを検討したが、折角九州に行くのに安ビジネスホテルではなんかもったいない。もうちょいプラスアルファして温泉宿に泊まれるならそれに越したことはない。ということで、比較検討の結果、HISの最安プランよりは5000円ほど予算オーバーしましたが、ANAスカイホリデーで、1泊2食付で温泉宿に泊まれるプランを発見。それに決めました。

朝一の熊本行きは8時35分発となかなかゆったり。修学旅行客と一緒でしたが、彼らは機体後方にいますから、前方座席指定をすれば問題なし。今日は雲ひとつ無い青空という表現がぴったりの秋晴れ。羽田離陸後、関西あたりまでず〜っと窓からの景色が楽しめました。
  
富士山                    セントレア                    神戸空港

関西から九州まではやや雲がかかっていましたが、それでも瀬戸内を一望でき、とてもラッキーでした。
熊本空港からレンタカー営業所まで車で送られ、そこで車をチェックアウト。普段運転をしない私は、車の運転自体が今回の旅のイベントのようなもの。夏の北海道以来のドライブです。
目指すは阿蘇。それも直で阿蘇山へ行くのではなく、阿蘇を一望できるちょっと離れた展望台へ。しかしかなしいかな、やや雲に覆われて阿蘇がくっきり見えません。そこからちょっと離れて、「菊池渓谷」という見所があったので、そこでお散歩しました。
  
ちょうど紅葉は見ごろでしたが、燃えるような赤!とはいかず、ちょっと残念。平日ということもあり、熟年グループの方をたくさん見かけました。驚いたのは、高級カメラを持って写真撮影を楽しんでいるお年寄りのなんと多いこと。こんな素敵な趣味を持って余生を送れたら素敵ですね。

そこから途中ジョイフル(←西日本版ガスト)で昼食をとり、いよいよ阿蘇山の火口へ向かいます。
  

  

う〜ん。なかなか見ごたえがあります。ですが、見学をしている間ず〜っと、「有毒ガスが云々・・」っていうアナウンスが流れていたのがやや気になりました。喘息持ちや心臓などが弱い人は見学できないそうです。おそろしや・・。
阿蘇山の見学を終えると、午後3時を回っています。これから、本日のお宿別府にむかわなければなりません。しかも、宿で夕食が待っているので、7時までには着かないと食事にありつけません。そこで、阿蘇山のふもとにあった温泉(左写真)でひとっ風呂いただき、一路別府を目指すことに。

ここでカーナビはかなり頼りになるのですが、できるだけ近い道を・・とおもって国道ではなく県道を選択したら、とても道幅のせまいカーブが連続の道ばかり通過。こっちは運転初心者なので、対向車がきたらどうしようと・・かなり不安。しかもあたりはどんどん暗くなっていきます。カーブの度にライトをチカチカやって、自分の存在を知らせながら、(ただし、ほとんど車が通過しない道だったので、99%その行為は無駄に終わる。)別府への道を急ぎました。
なんとか別府に到着。海沿いのホテル清風の前で車を止めると、駐車場が満車なので、その辺に置いといて、と言われる。ホテルの地下駐車場は、運転初心者の私にはちょっとドキドキゾーンだったので、一安心。キーを預けてチェックイン。
部屋では仲居さんが挨拶に着たりして、かなりいい感じのホテルです。しかも、一人なのになんと夕食は部屋食。かなり至れり尽くせりです。
  

夕食後、せっかく別府にきたのだから・・とホテルの温泉に入る前に公共浴場を探しに町を散策。しかし、ここは温泉街。男の一人歩きを放って置くわけがありません。ホテルのボーイからして、「今から、夜の街へお出かけですか?」みたいな声かけをするし、タクシーに何台も声かけられるし、風俗の呼び込みに何度も行く手を阻まれるし。ということで、町歩きがいやになって外湯は断念。ホテルに戻って温泉を楽しみます。
2階に内風呂、8階に露天風呂と、場所が分かれているのがやや面倒くさいですが、いくつも風呂が楽しめるのはいいことです。翌朝は、男女の内風呂が入れ替えになっているので、3階の内風呂も楽しみました。もちろん朝も露天風呂につかり、別府湾から上がってくる日の出を楽しみました。

2日目は、温泉を巡りながら、鹿児島まで南下します。一つ目の目的地は湯布院です。
  
湯布院に到着したのが9時ごろだったので、まだオープンしていない温泉も多かった中で、1つの温泉を見つけて入ります。宿泊客が最初1人入浴していましたが、程なくしていなくなったので、露天風呂独り占めです。でも、加水してあるし、ちょっと古ぼけているし、温泉選びをちょっと失敗したかもしれません。

続いての目的地は黒川温泉です。温泉までの道も「やまなみハイウェイ」と呼ばれる見晴らしの良い道路で、さらに紅葉も見ごろでなかなか楽しいドライブとなりました。
  

さて、黒川温泉に到着。数ある温泉宿の中から「黒川荘」をチョイス。町の外れにあります。500円払って風呂場に行くと、なんと貸切状態ではありませんか!! 撮影禁止と書いてありましたが、人がいないのをいいことに、こっそりと写真を撮らせていただきました。
  
さすが名高い黒川温泉。見た目も美しい大露天風呂にお湯もとてもやわらかくてまったり。これはハマります。

この後、鹿児島までの大移動がありますので、熊本経由で高速に乗ります。都心の高速は合流が嫌い(さすが初心者。なのですが、こちらの高速はがらがら。そんな心配もありません。みなさんなかなか安全運転で、80KM くらいで走っている車も結構見かけました。
途中、えびのインターでおりて、最後の温泉めぐりです。ここまでくると時間との戦いになります。霧島スカイラインを目指して行き、まず白鳥温泉の上湯にたどり着きました。
    
ここはあまり大きくないながらも結構混んでいました。見晴らしも良く、ちょっと硫黄のにおいがするのが温泉っぽくてよかったです。
さて、つづいてえびの市営露天風呂を狙っていたのですが、なんと源泉の温度が低くなってしまい、臨時休業とのコト。なんてこったい!これを楽しみにしていたのに。さらに、時間がなくなってしまい、霧島温泉も通過。宮崎・鹿児島はリベンジの必要性が残ってしまいました。ま、これも次回のお楽しみということで、いいことにしましょう。

午後7時過ぎ、鹿児島空港到着。レンタカーをチェックインして、空港のロビーまで送ってもらいます。お土産やもちろんさつま揚げと黒豚。それからさつまいもを使ったお菓子。ラウンジでビール2杯飲んでこれまた満席の最終便で羽田へ戻ります。

次回、南九州のリベンジは、日程は未定ですがANAのスカイホリデーをまた利用する予定です。宮崎行きのパッケージがなんと1日1000円でレンタカーが借りれるんです。なかなかお徳でしょ。さて、次回の九州行きを夢見ながら家路に着きます。



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