◆2007年4月18日、新幹線出発!◆
2007年4月18日、中国鉄道の第6次高速運転が施行され、今までの最高速度が大幅UPとなり、あわせて海外の技術を導入した最新型車両が投入された。
一応、日本、スウェーデン、フランス、ドイツの4種類の車両が導入されることになっているが、現在導入されている車両の大半は日本製・・外見もまさしく新幹線だ。
こういった列車のネーミングに漢字・・というのがここが中国であることを強調している。この列車、今まで最速のZを越える高速運転(一部区間で最高250km/h)を行う。時刻表の目印は、頭文字にD。ちなみに頭文字Dとは、中国で大ヒットした日本の漫画「イニシャルD」のことである。今回、この新幹線をあらわすアルファベットにDが採用された理由がこれ・・と噂されている。
列車は8両編成でうち1車両が一等車。残り7両が写真の2−3アブレストの二等車だ。ちなみに、一等と二等の料金の差は2割程度のため、一等座席に人気が集中。なかなか一等の切符は手に入らない。私は出張で3回利用したが、3回とも二等座席になってしまった・・・。
ちなみに、北京から河南省鄭州まで約700km、5時間の旅で一等253元、二等212元。(1日3往復)
北京から上海までは1463km、10時間の旅で一等538元、二等450元。(1日1往復)
昼間しか走っていないので、寝台車両はなし。
ちなみに、上海〜南京間と広州〜シンセン間は、この列車が1時間に何本も走っている。 |