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2002.08.12 初南米大陸上陸!ブラジル旅行B
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




2002年夏、cervejaは「20代のうちに世界三大瀑布を見る」という目標にしたがい、
まず1つめに南米『イグアスの滝』を設定。
シンガポールから地球半周をはるかに超えた長い長い旅路の末、
南米大陸初上陸を果たしました!




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リオからイグアスへバスで2泊の旅
 ガイドブックによると、南米の長距離バスはなかなかレベルが高いらしい。それに、エコノミーバスからラグジュアリーバスまで、ランクが何種類もあるらしい。安全と快適を金で買うのは簡単だ。
 初めての夜行バスで、当日夜イキナリっていうのも怖いので、市内にオフィスがあるバス会社を選んで、そこで予め予約をすることにした。まずは、イグアスまでの途中の町、クリチバまで。オフィスに入って一言。「明日の夜、クリチバまで、一番高いバスで。」そして、最上級クラスLeitoのバスの座席をGET。もちろん3列シートなので1人席を指定。全席指定なのがうれしい。クリチバまで99.9レアルでした。多分、4列シートのエコノミーバスの2倍くらいの値段。でも、約10時間、ホテル代わりに快適睡眠が取れるなら、安いもの。
 当日の夕方、バスターミナルに到着。暗くなる前に着いて、いろいろ見学。出発の少し前になって、予定のプラットフォームにバスが滑り込む。
    
さて、実は、外国旅行での夜行バスは生まれて初めて。逸る気持ちを抑えて、いざ乗り込む!
    
余裕の3列シートの一人席。ちゃんとクリーニングされた枕と毛布も完備。マレーシアのバスとはえらい違い。
ブラジルのバスターミナル周辺には、スピードを落とすためのでこぼこがいろんなところにあって、その度に徐行運転していたけど、それいがいは快適そのもの。多分、何回かトイレ休憩があったと思うのだが、1回もバスから降りることなく、翌朝のクリチバに到着したのであった。

クリチバからパラナグアへ
 イグアスへの道中、ここクリチバを経由地点に選んだのは、ガイドブックに「パラナグアへの観光列車」が有名とあったから。電車は1日に1往復しかしていない。バスターミナルの横の鉄道駅に行くと、行きはすでに出発してしまっている。行きはバスで、帰りは電車で、が賢いみたいだ。バスターミナルのチケットブースで、「パラナグアまでLeitoを1枚」というと、んな贅沢な席はねー。と言われ、普通の4列シートの座席をゲット。2時間乗って6.96レアルだって。安すぎ。バスは頻繁に走っているみたいなので、1時間後のバスを予約して、それまで町歩きをすることに。ここの街を走っているバスは、ちゃんと駅があって改札がある。ちょっとした路面電車のような運行方法だ。面白い。  
    
さて、時間になってバスターミナルへ行く。もちろんエコノミーバス。それも満席。結構景色がいいはずなんだけど、パラナグアまで2時間、爆睡。

鉄道駅で帰りの切符購入・・え、英語が通じない!
 さて、パラナグアからクリチバまでもどる電車は全席指定なので、街歩きをする前に、切符を買っておこうと、バスターミナルから駅を目指すが、パラナグアのバスターミナルはガソリンスタンドくらいのサイズで、地図も何もない。これは、あてずっぽうで歩くしかない。と、ちょっとビジネスマン風の人を見つけてその人の後を着いて行くことに。予想は的中、ちゃんと駅に到着。帰りの切符を買おうとするも、まったく英語が通じず。それでもガイドブックを片手に何とか切符を購入。15レアル。バスよりちょっと高い。
 さて、帰りの電車まで4時間くらい観光する時間があるんだけど、何処に行けばいい?どっか美味しいレストランはない?と駅員に聞いてみるが、お互いの意思の疎通が上手くいかない。駅員は、ちょっとまて!と言って窓口から消え、しばらくして3人の学生風の若者を連れてきた。彼らは大学生なので英語が話せるらしい。そして、彼らも同じ電車でクリチバに帰ることになっていたので、一緒に街あるきをしよう!と、合流することになった。わたしが、旅先で誰かと行動を共にするのはとても珍しいことなのだが、この町の情報をほとんどしらないこと、田舎町なので英語が全然通じないこと、そして2人の女性がなかなか美しいこと、の3点の理由により行動を共にすることにした。男の話によると、2人の女性は、彼女と妹なのだそうだ。観光コースを案内してもらいながら一緒に歩き、食事をともにした。
    
 
電車の景色はいくらみても飽きない
 不思議な4人組の観光も終了となり、駅に戻ってきた。同じ電車に乗るのだが、全席指定なので、(そして私は1等の座席を持っていた。)ここでお別れ。
    
観光列車らしく、気がつくと駅は観光客であふれている。そこへ、かわいらしいペイントの車両が滑り込んできた。移動そのものが観光。すてきな列車の旅だ。世界の車窓からって気分!?
    

2泊目の夜行バス
 クリチバに戻り、今夜のバスまで少し時間があるので、バスターミナルを探索して遊ぶ。そして寂れたカフェで晩御飯。今日一日、シャワーを浴びていないのだが、ま、知り合いに会うわけでもないので、いいことにしよう。
 ブラジルの長距離バスは、なかなか時間に正確だ。今夜のバスはイグアスまで43.5レアル。昨日の半額以下だ。でも3列シートだっていってたから大丈夫だろう。ま、多少バスがボロいくらいは・・と思っていたのだが、昨日と遜色ないバスだ。ラッキー。やはりこのバス移動中も、一度もシートを離れることはなかった。

イグアスに到着。
 朝、イグアスの街に無事到着。バスターミナルは街から少し離れているので、今のうちに帰りのバスを予約してしまおう。最後のサンパウロ行きは、15時間の長丁場。大奮発して最大手のPLUMA社のLeitoバスにした。154レアル。今日の3倍!たけえ。
 観光案内所がオープンする時刻までもう少し待ち、そこでいろいろと情報収集をしてから路線バスにのって街へでかけた。随分早いので断られるかと思ったが、町外れにある本日のお宿、トハンスホテルでは、快く東洋人を受け入れてくれた。この日は、街をぶらつき、街の形を頭にいれ、路線バスの仕組みを勉強。行き方が分かったところで、早速この旅のメインエベント、イグアスの滝観光だ!!
   




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