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2001.03.28 UA1Pへスタート!マイアミ旅行B
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




文字通り2転3転して決まったデスティネーション、マイアミ。
いつもの観光三昧じゃなくって、のんびりしてやる!
この旅から、私のFFP上級会員への挑戦が始まるのだ。




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日没が見所の街
 キーウエストの最大の見所は、サンセットらしい。キーウエストのダウンタウンでグレイハウンドバスを降りた僕は、一路ホテルへ向かう。大枚はたいたホテルなんだから、ちょっと高級・・・・という願望はもろくも打ち砕かれた。どうも、設備と値段が比例しないようだ。それとも、僕が期待している設備と、本来、ビーチリゾートで期待すべき設備は違うのだろうか。不思議だ。
 不要な荷物を置き、(アウトレットモールで買い物をしたおかげで、思いのほか荷物が増えてしまった!!)街へ繰り出す。繁華街は、デュバルストリート1本なので、そこに立ち並ぶ店を除きながら、西へ、西へ、進む。!

 西端には、「マローリースクエア」と呼ばれる広場があり、大道芸が所狭しと繰り広げられている。リッチな人は、そこから右手へ少しいったレストランで、サンセットディナーってことになるんだろうけど、やっぱり楽しい方!! ということで、大道芸のエリアを散策。まだ、あまり面白くない。犬が綱渡りしたり、パントマイムだったり。正直、あまりレベルは高くないな・・・と思った。で、そろそろ海岸線にて、陣取り合戦が始まっていたので、とりあえず参加。そんなにめちゃめちゃ美しい・・・ってわけでもなかったけど、一応記念撮影。日没の瞬間には、いっせいに拍手が巻き起こりました。
    
 で、大道芸もあんまり面白くないな・・・と思った矢先、一際多くの人だかりを作っているエリアを発見。小さい自転車を操る青年のパフォーマンスだった。これが、なかなか面白い! いや、かなり面白い!! 理由はかんたん。彼は何も話さない。それにパフォーマンスはちゃんと計算されていて、効果音やBGMがジャストなタイミングでラジカセから流れてくる。そう、僕が面白く感じたのは、英語が分からなくても、彼が伝えたいことが分かるからなのであった。
 そうして、満たされた気分で、マローリースクエアを後にした。

超健康的!!
  翌朝。目覚ましもなく、9時までぐっすり眠る。しばらく歩いたところで自転車を借りる予定だったが、「1日レンタルで10ドル、24時間レンタルで15ドル」という張り紙を目にした。当初1日レンタルをする予定だったが、それだと夕方5時までに返さなくちゃいけない。今のサンセットタイムは、サマータイムが始まったこともあり、7時40分くらい。5時に自転車を手放しちゃ、そのあとの行動が面倒くさい。どうせ、明日10時過ぎにはホテルを出て、11時30分のグレイハウンドでマイアミに返るのさっ ってことで、自転車を借りる時間をすこし遅らせ、24時間レンタルすることに。
 ガイドブックにはちゃんとかいてあったが、これがなれるまで大変。自転車のブレーキのかけ方が、日本のものと違うのだ。ハンドルにはブレーキがなく、ペダルを逆回転させると、ブレーキがかかるという、自動車のエンジンブレーキのようなシステム。これ、走行中はいいんだけど、走り出すときに、ペダルが後ろ周りにならなくって、結構大変だったのよね。その自転車をあやつり、なんと、キーウエスト島一周!! 風がかなり強く、大変だったけど、景色もよく、ところどころビーチで休憩したりして、のんびり健康的な一日を過ごした。

 Let's 日本食!
 素晴らしいことに、キーウエストの滞在中、僕は観光名所らしき所には、どこにも行かなかった。まあ、ヘミングウェイにまったく興味がないというのもあったが、博物館・資料館系にはまったく足を運ばず、いったのはわずかにサザンモーストポイント・マローリースクエア・そしてなぜか入場料をとられる国立公園になっているビーチのみ。まあ、観光目的じゃなくって、のんびりしたかっただけだから、それで満足なんだけど。でも、今日一日自転車でふらふらしてたおかげで、日焼けが怖い。ちゃんと日焼け止めは塗ったんだけど。
 夜になって、もう一度サンセット見学をしに、マローリースクエアへ。昨日とは違った大道芸があって、なかなか楽しめた。でも、昨日の自転車パフォーマンスが、僕の中では一番かな。
 サンセットを見学して夜の8時。今日は、晩御飯に日本食を食べることに決めていた。アメリカや中南米系のご飯もたくさん食べたけど、最後は(ってもう1泊マイアミでするんだけど)やっぱり日本食。ってことで、「折り紙」という日本食屋で、御寿司を食べることに。ネタは新鮮だろうけど、味はどうかな・・・と思っていたが、御味噌汁を一口飲んで、絶句!! う、うまい! これは、日本人の板さんがいるに違いない・・・ってことで、御寿司を食べつつ、初めはビール(もちろんアサヒスーパードライ)を飲んでいたのに、途中から、熱燗!! ってことで、日本酒をちびりちびり。
 あ〜幸せ!!
 
5+3+16=24 !?
 ほろ酔い気分でホテルに戻り、熟睡。次の日は8時におきて、もう帰る支度。よく考えたら、まだマイアミで1泊残っているとはいえ、あとは香港に向かって帰るだけ。マイアミまでグレイハウンドバスで5時間、マイアミからシカゴまで3時間、そしてシカゴから香港までがノンストップで16時間!! 合計24時間かけての大移動なわけだ。
 ということで、朝食はしっかり!! とばかりに、(まあ、昨日のDenny's の朝食も大盛りだったけど)大盛りフレンチトーストを食べる。美味い。自転車を返して、ダウンタウンのバス停でグレイハウンドバスを待つ。途中、現地の人らしき人が話し掛けてきて、「グレイハウンドのバスを待っているのか? むだむだ、あのバス、時間どうりに来たの見たこと無いよ。」って言ってた。そのことは、昨日、11時半発のはずのバスが、空港に12時過ぎについていたことからも確認済みだったので、まあ、30分遅れくらいでくればいいや・・・という気持ちで気長に待っていた。予定どうりといいますか、10時45分のはずのバスが、11時15分になって到着。空港を経由して、一路マイアミへ。

最後のホテルが一番良かった
 よく考えると、今回の旅のホテルは、立地を第一条件に決めたものばかり。マイアミもキーウエストも、ビーチサイドの繁華街近く。そして、この日に最後に泊まるホテルは、エアポートホテル。旅行会社に、「バジェット重視」って言って選んでもらったエアポートホテルが、今回の旅行中、もっとも良いホテルだった!! くやし〜!! 夕方マイアミの空港から無料送迎バスでホテルに着き、チェックインを済ませて外に出る。フロントで、ダウンタウンへの行き方を聞くと、市バスはなく、タクシーしか足がないというが、僕は歩いて5分のところにバス停があるのをしっているなり!! ってことで、フロントの「タクシー呼びましょうか?」の声を断って、外へ歩き出す。そしてバスを拾って、一路マイアミビーチへ。
 何をしに来たかって言えば、ビーチをもう一度見たかったわけではなく、もういちど和食を口にするために、リンカーンロードに帰ってきたのだった。適当な和食の店を見つけて、今日はてんぷらを注文。さすがに今日は昨日のような感動は無かったが、まあゆるそう。
 やっぱり、僕は日本人だな。日本食がやっぱり落ち着くさ。

そんなこんなで、マイアミにきてはや1週間。朝は4時30分に起きて、空港へGO! なが〜いなが〜いフライトを経て、いざ香港へ帰らん!!




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