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2005.04.16 プーだからできる!いろいろ周遊旅行C
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




今年は、ぷ〜だ!好きなだけ旅行にいかれるぞ!!(ただし経済的制約アリ)
日本に帰ってきてはや1ヶ月がすぎ、春休みの旅行シーズンが一段楽したところで、
いよいよ周遊旅行にでかけます!
いろんな航空券を組み合わせて旅をします!!





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さあ、旅もいよいよ後半戦。ロサンゼルスからは、シンガポール行き直行便に乗ります。このエアバスA340-500で運行される超ロングフライトは、どんな航空券を持っていても割増料金が取られるというスペシャルな区間です。
どんなスペシャルが待っているか・・・と期待を胸にロサンゼルス空港トム・ブラッドレーターミナルに向かう。まずは、チェックインカウンターへ行くと、荷物のセキュリティーチェックを受けろと言われる。横暴なLAX地上係員に荷物チェックを受ける。持ち主が見てるんだから投げたり、重ねてのせたり、そういう扱いはどうかな・・・と思った。が、親切にもチェックが終わった荷物はそのおっさんがカウンターまで運んでくれる。「シンガポール航空」とおっさんに告げると、エコノミーの列にすすんでいったので、ちょっと自慢げに「こっちだよ!」とビジネスクラスのカウンターを指差してあごで指示する。(ちょっとイヤなヤツ!?) オヤジはかなり驚いていた。そりゃそうだろ、そんな身なりじゃねーもんな。
アメリカには出国審査というものがないので、ただセキュリティチェックを受けるだけ。SSSSのマークさえ搭乗券に付けられなければ楽勝。
ラウンジは、アシアナラウンジを使ってくれ。と言われた。シンガポール航空のオリジナルラウンジはファーストクラスしかないんだってさ。エレベータを使って5階へ行く。
  
なんじゃこりゃ。ヘボイにもほどがある。シャワーを浴びようと思って着替えまでバックに入っているのに、シャワーはおろか、トイレさえついていない。狭さはバンコク級、食べ物のヘボさは成田級だ。受付で他のラウンジはないのか?と聞いたら、PPS用にFのラウンジならあるけど・・といわれる。ガックシ。

こんなラウンジにいてもやることないし、日本語の新聞すら置いていないので、さっさとドリンクだけ拝借して外へ出る。うろうろしていると、あるじゃないの、シンガポール航空のビジネスクラスラウンジが。でもクローズです。なんなわけ?シンガポール航空は。追加料金まで取っておいて、ラウンジを開けないとは! しかも、Fのラウンジは開いてるって・・・この飛行機にはファーストクラスのシートはないんですけど・・。やっぱり、ちゃんと金払って乗っている一元のビジネス客より、PPS(ビジネスクラスに年間5万マイル以上乗らないとなれない)の客の方を露骨に優先するわけね。わかったよ。シンガポール航空がちょっと嫌いになった出来事であった。(あ、でも自分がPPSになったら、らっき〜とか思うんだろうな。我侭だなあ。)

 
じゃああん。A340-500もスペースベッド搭載です。ビジネスクラスの搭乗率は5割程度、隣の席が空いていたので、ベッドにした写真も撮ってみました。ベッドとしては寝心地がいいんですけどねえ。

  

  

17時間のロングフライトの末、シンガポールに到着。朝の6時前です。
コネクションフライトは、夜の10時なので、これまたシンガポール航空が手配してくれたホテルに向かいます。ファーストクラスのときは、ヒルトンホテルでしたが、今回はビジネスクラスなのでややランク落ちでカールトンホテルです。
    
なかなかよい感じで気に入りました。ミールクーポンは、朝・昼・夜ともにバフェでした。しかし、夜ご飯は19時から、ということで、食べてからでも十分間に合いますが、ラウンジでのひと時を優先させるため、晩御飯を食べずに19時ごろにチェックアウト。どうせ明日シンガポールに戻ってくるので、大きな荷物はホテルで預かってもらい、身軽になって空港に向かいます。

いやあ、シンガポール航空のシルバークリスラウンジは至れり尽くせりでございます。PPSになったらいつでも使えるし、ソリティアになったら、スターアライアンスに乗らなくても、使える。ってことは、タイガーエアでバンコクへ行くときに、ちょっとシルバークリスのファーストクラスラウンジで・・なんて使い方もできるわけだ。ファーストクラスラウンジにいて、バジェットキャリアに乗る人なんているんだろうか・・? 僕だったらやるけど。

さあて、ブルジョアジーを体験する、ファーストクラス・ビジネスクラスの旅も、もうすぐ終わりを告げようとしています。これが最後のフライトです。名残惜しいですが、私の経済力を考えたら、仕方ありません。
  
どうでもいいですが、このコロンボ行きのフライトのFとCの席は、日本人多すぎです。今日がGWの初日だからなんでしょうけど。みんなこれから新しいラグジュアリーフライトがはじまるんだなあ、いいなあ、私は、これでしばらく、このラグジュアリーフライトに別れを告げるというのに・・。

さて、コロンボに到着後、入国せずにトランジットカウンターに並びます。ここも日本人だらけです。考えることはみなさん同じようです。ただ1つ私が他の人と違うのは、これから乗るのは、タイ航空のエコノミー・・エコノミー・・ 寂しい。
ここのトランジットカウンターはスリランカ航空のカウンターしかないので、みんなここでチェックインするのですが、トラぶっている人もいるようです。私はちゃんと航空券のルールどおりに使ってますので、楽々チェックイン完了です。
  
おまけに機材はオンボロのAB6。なんじゃこの機内食〜。サラダに水分がない〜。米がまじい〜。パンが味がない〜。ああ、ビジネスが恋しい。

数時間の睡眠の後、バンコクに到着。2時間弱の時間があるので、インターネットカフェへ。(ああ、ラウンジが恋しい。)90分のカードが100バーツと、空港内なのにかなりお得です。逆にマッサージはかなり割高なのでやめました。
次のシンガポール行きの朝一のフライトもおんぼろAB6・・のはずだったのですが、機材変更でB777でした。ラッキー。
      
機内食のお味もまずまずでした。

11時前にシンガポール到着。とりあえず入国せずに、インターネットで本日のお宿を検索・・・。
ブギスかゲイランの安宿でいいや・・とおもっていたら、
「え? マリーナマンダリンが107ドル? (約7000円)」
ということで即決。当日予約ということと、週末ということでかなりのスペシャルプライスのようです。(次の日はもう160ドル以上になってました。)
安宿に泊まるつもりが、この旅一番の豪華ホテルに滞在することになってしまいました。
  
今回のシンガポール滞在のミッションはたった1つ。それは、次の航空券を買うためのタイバーツを手にすること!
ということで、リトルインディアの両替所で、2日間に分けて計18万バーツを調達。タイの紙幣は最高で1000バーツなので、なんと180枚の札束です。うひょ〜。

豪華ホテルで2泊まったりしたあとは、数日前までビジネスクラスで旅していたはずなのに、バジェットキャリアを利用してバンコクへ戻ります。(これも、コストパフォーマンスを考えた、バジェットトラベルの一環です。)
 
離陸して直後、空港の隣に、見慣れない滑走路を発見。あんなの、前からあったっけ? 空港の拡張か空軍のものかよくわかりませんが。(だれか、知っていたら教えてください。)

バンコク到着。タクシーで、前回の滞在で気に入ったマンハッタンホテルへ。今回は1泊25USDです。
旅行代理店へ行ってルートの最終確認と発券のお願い、支払いを済ませる。
それ以外、バンコクで何をしていたかは内緒です。

2日後、ちょっとした手違いで、まだ航空券の発券完了せず。ですが、支払いは済んでいるので、あとは発券しておいてくれるとのことで、私は予定通りペナンに旅立つことにしました。

  
ホテルは、コプソーン・オーキッドです。1泊3000円弱なので贅沢はいえません。が、まあまあのホテルですプライベートビーチもあります。ですが、困ったことが1つあって、随分すいているようで、晩御飯を食べようと思ったら2つあったレストラン(どちらも100席以上ある大きなレストランです)が、両方とも客がいないのです。ご飯を食べる気にはなれません。ホテルの向かいにあった韓国料理屋で定食をたべました。

   
シティまでホテル発の無料シャトルバス(1日1便)でいってもいいですが、目の前の道でバスを拾っても1リンギットです。ほぼすべてのバスはコムタ経由フェリーターミナル行きです。コムタの55,56階は展望台になっており、5リンギットでいかれます。
本土行きのフェリーは、行きは無料、帰りだけ1.2リンギットかかります。

  
本土側の街、バタワースからマレー鉄道でクアラルンプールへ向かいます。この駅には、他にハジャイ行き、バンコク行きの1日3便しか電車が来ません。

  
お約束の2等寝台です。VIPバスよりちょっと高いのですが、フルフラットで足が伸ばせること、プライベートな空間を持てることのメリットがあるので、長距離移動は電車にしています。ちなみに下段で43リンギット、上段で38リンギットです。
Tシャツ1枚の格好で寝ていたら、風邪をひいてしまいました。

 クアラルンプールでは、ブギビンタンとプドゥラヤバスターミナルの中間に位置するスイスガーデンホテルに宿泊。税込み朝食付きで160リンギットです。 クアラルンプールもいつきてもなにもしません。マッサージに行って、伊勢丹に行って、ジャスコに行って、日本食を食べて、ホテルでマッタリします。

次の日、またもやマレー鉄道の夜行便でシンガポールへ向かい、その日の夕方にバンコク入り。
世界一周航空券を受け取り、残金を支払います。
いよいよ、明日から世界一周です!






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