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2005.03.08 コロンボ初体験B
 バジェットトラベルの実践記録を写真と日記で紹介します
BudgetTraveler's WORLD
コストパフォーマンス重視の個人旅行




7年間勤めた会社を辞めた。ここまで頑張った自分にご褒美をあげよう。
ヴィトンのカバンやブライトリングの時計も考えたが、結局ファーストクラス航空券を購入。
とはいっても、日本発のファーストクラス航空券なんて高すぎて買えません。
・・・ということで、安い航空券をさがしにアジアを周回します。





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いよいよ、念願のファーストクラス搭乗です。ホテルから空港までメータータクシーを呼んでもらい(それでもメーターを使うわけではなく、1200ルピーと値段は決まっている。)、タクシーで空港へ。
空港に入るのに手荷物検査、さらにチェックインカウンターに並ぶ前に持ち物検査がありました。
シンガポール航空のカウンターがエコノミーしか見当たりません。折角ファーストクラスなのに。
別に並んでなかったのでエコノミーでチェックインすると、「本当はファーストはあっちだよ。」と教えてくれました。
たしかに通常のカウンターとは別のところにSQのFとCのカウンターだけありました。
でも、教えてくれなければ分かりません。「だったらちゃんと表示をだしとけよ!」って日本語で文句を言ってみました。
  
ボーディングブリッジのないコロンボですから、ラウンジには期待していません。
その期待を裏切らない、ヘボいラウンジでした。
でも、一応Cの客とは別のF専用ラウンジのようです。ホントかよ? ってかんじですか。
いよいよ搭乗です。ブリッジがないからバスでの搭乗。F/Cの客は専用のバスです。

がら〜ん、と私一人なのはちとさびしいですね。

さらに、困ったことに、Yのバスは満員になり次第出発しますが、F/Cのバスはまだ私一人しか乗っていないので、なかなか出発しません。なんのための差別化か、よくわかりません。
SQの旧型機材B777−200のファーストクラスです。

2−2−2の配列で、一昔前のビジネス?っていう感じのシートです。

早くこの機材のF席はなんとかしてもらいたいものです。(って言っても、つぎにいつFに乗るかなんて分かったもんじゃないけど。)
シートのリクライニングは、3つのレバー&2組のボタンです。

Fのシートは機材が古くても、レッグレストがほぼ水平まで持ち上がるのがスキです。
深夜1時30分発の便なので、食事はあまり期待していなかったのですが、わずか3時間強のフライトですが、ちゃんとミールサービスがありました。
麺をチョイスしました。

日本路線じゃないのにちゃんと箸がついてくるのがうれしいところ。

デザートはフルーツ丸ごとのサービスだったので、フォークとナイフで食べやすそうなバナナをチョイスしました。
短いフライトでしたが、アメニティグッズをしっかりGET。

・ブルガリの小物セット
・ジバンシーのパジャマ
・アイマスク
・スリッパ (現在自宅で愛用中)
早朝にシンガポールに到着。次の成田行きは夜11時過ぎなので、トランジットがなんと18時間ほどあります。

ご心配なく。ファーストクラスの客には、SQがホテルを用意してくれるのです。しかも市内のヒルトンホテル。さらに往復の交通費と滞在中のミールクーポン(100ドル分)もついてます。

いやあ、至れりつくせりです。
タクシーが空港へつくと、そこはもうファーストクラス専用のカウンター。航空券を確認すると、ポーターが荷物を運び、専用のチェックインカウンターまで誘導してくれます。カウンターには座らず、ソファーに座って友達としゃべっている間にチェックインの手続き終了。日本人のグランドホステスが対応してくれました。
シルバークリスラウンジ。右がFで左がCです。

時間ギリギリまで友達としゃべっていたので、ラウンジでノンビリする時間はありません。

レポートは次回。
シンガポール発成田行きSQ998便。E22ゲートから出発。ボーディングすらはじまっていないのに、表示はすでにFinal Callです。
搭乗すると、「本日のファーストクラスの客は一人だけ」とのこと。
4Kにアサインされているが、好きな席をどれでも使ってください。とのことでした。
どうしたらいい? とおもいながらもとりあえず素直に4Kにすわる。
  
カクテルを置くテーブル、でかいパーソナルモニター、シートコントロールも思いのまま。
 
夜も遅いのでうなぎのお茶漬けをたべ、寝ることに。ちゃんとベッドメーキングしていただきました。
 
成田に到着前に朝食をいただく。高級旅館のような朝食に感激。なぜかフルーツにはほおづきが。



自分へのご褒美のつもりで購入したファーストクラス航空券。
この感動的な体験は、癖になりそうです。「もう、ビジネスはいや!」とか言い出しそうな自分が怖い。
でも、空港に降り立てば現実が待っているのです。
成田エクスプレスは高いから、京成スカイライナーかな、いや、もったいないから京成特急・・・。



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